すげぇーな、100って数字はやっぱかっこいいな。「おも～えばとお～くへきた～もんだ」な気持ちにさえなります。自分、非常に飽きっぽく。何かが長続きするほうではないのだけど、気がつけば8年も書き続けたのかとビックリしとります。今年の手帳を去年の11月に買って、今年は日記でもつけてみるかと始めてみたものの、こないだ気がついたのだけど、きっちり三日で終了していました。そんなミスター三日坊主の僕がここまでやってこれたのも読者のみんなが見ていてくれたのと、ビーパスの方々、そして担当してくれてる田中さんの根気のおかげです。
みんなみんな、ありがとう。
ほんでこれからもよろしくね。
2000年の新宿ロフトでの打ち上げの時やったとおもう。この連載の話をもらったのは。もちろんレコード会社の宣伝の方が話を進めてくれてたのだろうけど、田中さんと、この連載の話をしたのはそんときがはじめてや。
「エッセイを書いてもらおうとおもうんだけど」
僕はワクワクした。エッセイの意味も知らず「エッセイて何ですか」的なことから始まったようにおもう。エッセイ。何しろその響きがおしゃレレな感じがしたし、連載て響きにもワクワクした。タイトルはなんでか「センチメンタルのバカ野郎」がひらめいて自信満々に伝えたところ、宣伝の人などは一瞬「？」マークが頭の上に点灯してた。今思えばどっからこんなタイトルがでてきたのか僕も「？」やけど、いいネイミングやなと今もおもってます。
「やるっす」と引き受けたものの何を書いていいのかわからず、しかも全国の本屋さんにおかれる雑誌のエッセイだからと緊張した。今までエッセイはもちろん、長い文章を書いたことがなかったから、原稿用紙を前になかなか書きだせなかったのをおもいだす。「学校の作文じゃあるまいし、自分を出すしかない」とおもうと、おもしろくなって書けた。きっとプロの物書きの人からみればひっちゃかめっちゃかな文体なんだろうけど、自分の中での線がはっきり見えてればいいだろうと1行書いては見直し、2行書いては見直し繰り返し書いた。そうやって一回目を書き終わった時、気持ちがよかった。歌にも似てるとおもった。
その時編集長だった田中さんからも「よかったよ、句読点が全然だめだけど」とOKが出て「間違ってなかった」と安心した（句読点はおいといて ）。そんなことの繰り返しで100回てのは、やっぱ嬉しい（いまだ句読点があやしいけど）。
自分で気がつかなかった自分やら、書くことが何もないとおもっていても、隠れてた風景が出て来たり、僕にとってこの連載は冒険のようだし、鏡でもあるし、訓練のようなものでもあります。これからも書かさしてもらうので、読んでくれた人の中で少しでもなんか音がしたらおもろいなとおもいながら、これからも目に映してもらえたらとおもう次第です。
そんな連載100回通過記念イベント「大バカ野郎集会」。
先月の原稿を田中さんに送ると「来月で連載100回目だぜ、なんかやろうぜ」「おぉやりましょう」と相なって、二人で話し合い企画してるとこであります。「諭介、レッド・ツェッペリンみたいに4時間歌うってのはどう？」「え～4時間すか！」とか、「感謝を込めてお客さんと合同打ち上げもやってしまおう」「え～スターはスターでも、それじゃ韓流スターやないですか」とかとか、田中さんは無理難題をふっかけてくるのでおもしろい。4時間歌うだけでなく、高校時代の漫才の相方で、今は劇団ペテカンの作／演出／役者の本田誠人や、音楽仲間の面々にも遊びに来てもらう所存です。連載の記念パーティーだしね。B-PASSって、バックステージ・パスの略だしね。ぺ・中尾としてもビールついで周る覚悟であります……って言い訳ばかりですがビシッと歌いますんで、そこんとこよろしこ。
6月21日に阿佐ヶ谷で会いましょう。レッツパーチー。
P.S.そんな話しあいの中から、ブログを始めることに相なりました。http://ameblo.jp/jinseirail/ 基本そのブログは写真だけで、文章はここで書けたらとおもっております。で、なによりその全部は歌に繋がればとおもってます。
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| こっちにも載せてみよう スキップカウズのイマヤスさん |
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| 心におってくれ |
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| けっこう自分、ブログといい 写真とりまくってんなぁ モデムの時代や |
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| 夜十二時すぎの花屋 |
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| ボ～っと一人で 夕方に居酒屋にいって こういうことを楽しむってのは サザエさんの影響やとおもう。 |
◆独占企画 諭介がお答え致します
■「中尾さんこんばんは。５月にインスーのライブ決定してから、８年ぶりにライブ行こう!!と意気込んでたのですが、６月にイベントがあるなんて！ なかなか出歩けないのでどっちに行こうかとっても迷ってます(>_<) 鼓膜が弱いが耳栓してでも、中尾さんに会いたい。歌聴きたい。会ったらきっと心の中の無くなったもの見つかりそうだし、これから頑張れそうな気がする。やっといろいろなものが整理できてきた。新幹線に乗って～会いに行きます」
（from：スイ 2008/4/30 10:38 PM）
→遠くからありがとー。なくなったもんみつかったら嬉しいけどみつからんかったら、どうしよ。またききにくるべしっ！ 新幹線楽しんで！ 全国周りたいと思ってるからそんときも会いにきちくりよ。
■「諭介様、お元気ですか～？ きこりです。忘れてると思います！ 相変わらず、がんばってますね!! 陰ながら応援してます♪ ふぁいとー おー」
（from：きこり 2008/5/1 8:37 PM）
→あっデビュー前によく来てくれてた！
■「諭介さん 連載100回おめでとうございます！ 100回………本当にスゴイですね。ファンになってから読み続けてきましたが、話題になる内容がバラエティーに富んでいますし、身近に感じられることが多くて、毎月の更新を楽しみに待っています。今回は思想的な話でしたね。私も“なぞなぞ”は自分で解いてみたいと思っていますよ。かなり私は普遍的なテーマをあれこれ深く考えるタイプなので、自分と違いが大きい考え方に出会うことは、面白くもあり（理解しようとして）疲れることもあり（苦笑）。“そういう考え方もある”と認識するぐらいで十分なのでしょうけど。相手にとっては大したことでなくても私にとってはショックなこともありますし（逆も然り）、対話自体においても“使うコトバ”と“受け取る感性”の噛み合い方によって伝わる度合いが変わってしまうものだなぁって感じたりしています。諭介さんは今まで出会いの中で柳のようにしなる軸みたいなものは持っているようにも感じますが……それは、やはり経験でしか養う方法はないのでしょうね。
下北沢から吉祥寺まで歩いて帰ったというフォークソング部・柳原顧問……発表会では誰の曲を中心に歌うのでしょうね？ それとも顧問だから歌わないとか!? コメントに独特のユーモアがある方ですよね。最近のライブでは新曲が続々発表されましたね。変化の兆候を感じるのは……気のせい？（笑）６月の記念イベント、楽しみにしています。またお会いしましょう！」（from：オリオン 2008/5/15 11:56 PM）
→今のとこ柳原さん、コメント専門になりそうやわ。一人でのライブもなんでもやってみるべしキャンペーン続行してて、とにかく曲も打つべし！打つべし！でやってます。「できない」と言わない元気な子。「できるできる」で生きる！キャンペーンです。
■「連載100回おめでとうございます!! これからも150回、200回……楽しいお話たくさん期待してます。春雨……いらないですか？（笑）たしかに味はないけれど、野菜なんかと炒めて良し、スープに入れても良し、サラダにしても良し……味がない分、何色にも染まる賢い食材ですよ（←意外と料理好き）、食物繊維も豊富だしね。どうでもいい話ですね。
モルモン教の人を……って話、布教活動（？）に来てる人を部屋に上げてしまうって……流されない強い心を持ってないと、なかなかできないことだと思います。心の中の自分だけの何か……信じられるものがあれば、強くいられるのかもしれませんね。桜のトンネルの写真、キレイですね（どこの桜ですか？）。いつも思うのですが、諭介さんの写真は色合いが優しい感じで素敵ですね。これって、前デビューし損なったホルガで撮ったものなのでしょうか？ ホルガって色々種類があるみたいですけど、諭介さんのホルガはどんな感じのですか？ 長くなりましたがイベントも楽しみにしています」（from：匿名希望 2008/5/18 10:33 AM）
→「春雨」についてはやっぱりそうよね。おいしいのよね。食べればね。食べればね。けどね～な～んかね～。栄養あるんだろうか…………写真はホルガやないよ。結局あれから使ってないわ。カメラは携帯のよ。
■「ちょっと。春雨は美味しいしヘルシーだし、なくてもいいものじゃないですよ～。うちではお鍋に入ってる春雨とかマロニーとか取り合いになるくらいの人気者ですから＾＾うどんのかまぼこも、やっぱりいるのといないのとは違う気がします！って、どうでもいいところに食いついてしまいました……か？ （笑）にしても、春雨って言葉、改めて素敵です。濁音がないところも、雨の音が優しい感じがしますね。うーん。そしてやっぱり“春雨”と名づけたポエマーは春雨(食べ物の方)好きだと思っちゃうな＾＾さて、神様はときどき私のところにも現れます。神様が見ていると思うと、いいことあるかも？と頑張れたり、罰が当たる～(>_<)と悪いことができなかったり。私の神様はそんな感じでいます。今月は結構頑張ってると思うのでいいことあるかな♪
追伸：連載１００回おめでとうございます！これからも楽しみにしてます(^∇^)ノ記念イベントも楽しみにしてまーす！」（from：A.T 2008/5/19 5:19 PM）
→100回ありがとう！……春雨に食いつくのは変なとこやないよ。むしろ期待してました。ありがとう。僕も神様はそんな感じや。
■「連載100回おめでとー!! 初回から全部読んでますが、どれも諭介さんらしいステキな文章で、読み終わるとすぐ、次月の連載が待ち遠しくなってました♪ ずっと続けて欲しいです！ さて、質問です！ 5/23久しぶりのバンドでのライブは、いかがでしたか？ このライブが決定した時に、『この曲が歌いたい！』と最初に思った曲は、どの曲ですか？ あと、コンビニでおにぎりを１つ買うとしたら、何を買いますか？ 私は～明太子かな。どうでもいい質問をするのが好きなんです（笑）」
（from：匿名でよろしくね。2008/5/22 12:31 PM）
→どうでもいい質問ウェルカムや。おかかです。この前のライブおもれかったわ。イマヤス兄さんにやられたとこもあったけど、対バン同士がお互いを「死ね！」とか言い合って笑ってるライブってなかなかないもんね（文字にすると怖い文字やけど、いい感じでよ）。あと、真っ先にうかんだのは「バイブレーション」やったわ。
■「大バカ野郎集会、楽しみですね。ブログ開設も嬉しいかぎり。毎日笑顔をありがとう、です。今回のエッセイ、私はちゃんと"生きてる"かなぁ、と。"宗教"って、"生きる"ことや"世界"をすご～く考えているところがありますよね。いろんなかたちはあるけれど。私も本を読んだり、素敵な人に出会ったりするたびに、自分の輪郭が浮かびあがってきて、ドキドキしてしまいます。では、100回目のエッセイも楽しみにしています」（from：まり 2008/5/26 19:40）
→輪郭が浮かび上がるっていいね、素敵やなぁーなるべくそんな瞬間をたくさん味わいたいもんやね。連載これからもよろしくね。
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