2006年7月31日月曜日

Vol.78「あちぃ」の巻



 あちぃ~むしむしする、もあんとする東京の夏だ。アメリカの乾いたアツイ夏に飲んだペプシがうまかったな~なんつって、あれもあれで乾きすぎて唇切れてたから、湿気も役にたってるんだなと、ファンタグレープって意外とうまいことにきづいた今年の夏だ。おーい

 夏と言えば冒険だ!っつうことで、ジョニーデップが出てる「パイレーツオブカリビアン」を映画館に観に行った。海賊の話だ。が大人気で席が一番前しか空いてないという。一番前でも同じ料金だし言うほど観れないこともないだろうと思っていたら、かなり観づらかった。プラネタリウムだ。ずっと上みっぱなしで疲れた。字幕みて、表情みてがひと苦労で、戦闘シーンなんかはなにがなんだかわからず寝た。が、映画自体は面白そうだったので、レンタルビデオ屋で「パイレーツオブカリビアン」のⅠを借りようとおもうも全部貸し出し中だったので、「スーパーマン」を借りた。

 なんだろか。僕の中で「スーパーマン」「スターウォーズ」「ジョーズ」あたり、無条件で降伏だ。かっこいいっつうか、燃える、ドキドキする。ものごころついたときには、ディスイズ映画だった。今見ると随分ハリボテにみえたりするけど、「すげぇーなすげぇーなこんなの作れるアメリカってすげぇーな」って感じてた感じはこびりついている。
(スーパーマンになりたかった。小学校2、3年頃までは、早く走れたり、ドッチボールがちとうまかったりして、スーパーマンになれるかもと思っていたが、高学年になってくると、意外と無理かもなと気付きはじめて「タケちゃんマン」方面に傾向して「ナカちゃんマン」と帽子に書いてたことを思い出した) 

 立ち読みをして読んだ小林よしのりって人の漫画。全然しらなかったA級戦犯の事。東条英機ってひとの事、アメリカの事。戦争に勝った国が負けた国を裁いた「東京裁判」。かなりアメリカの傲慢な裁判だったことが書かれていた。戦争を正義だと名して今だに同じようなことをしているアメリカ。「こんなことやらかしてしまうアメリカって怖いな」だ。(小学校の頃、国語の時間とかってやっているのに、授業を受けているみんなのTシャツには英語が並んでることに違和感を感じたことを思い出した。)

 あそこに書かれてることの全部を丸のみするわけではないが、自分の暮らしてる国の昔やら、なんで中国やら韓国が怒ってんのかとか、もうちっと知っといたほうがいいかもなと思った立ち読みだ。
 なんてこと思いながらもこの暮らしの身の回り、まわりの人がいて自分がいての世界でも、気付かずに、自分の傲慢さで他の誰かをきずつけたりしてしまってることもある、それに気付いた時は自分が不自由になったりすることがある。なるべくなら理解すること、尊重し合うこと、受け入れること。例えば「戦争」につながるだろう自分の感情を感じたら、自分で浄化できるような水平線、人間になりたいとおもいながらも、いっぱいいっぱいになると「なれるわけがねぇっぺー!」とひらきなおる自分もいたりしてミジンコハートだ。なんてぐじぐじ書いてるとキンチョールのじいちゃんから「お前の話はつまらん!」と怒られそうなのでやめる。

 もうすぐ梅雨明けだ。胸に「S」のマーク! ビルの谷間をぬけて、カワイコちゃんを助けに飛んでいく! 電話ボックスで着替えたらすんごいんだぜスーパーマン!だ。 


 これといった写真がなかったため、納涼ガリガリ君。
 しんやり
 しんやり
 当たるかや?
ざぁんねんっ! また今度!