2008年6月27日金曜日

Vol.101「改めまして100回通過!! 大バカ野郎集会」の巻

祝!連載100回目!! ビバ100!!
 いやはや先月が100回目かと思いきや、実は一度締切に間に合わず、というか書くことすらできないことがあって、とばしており、その一回を除くと今回が100回目となるわけだと、集会の最後になって知らされた中尾です。
 というわけで改めて祝100! これからは106回目指して書き続けさしていただきやす。これからもよろしく、覗きにきて読んでいただけたらと思う次第です。

 んで、6月21日に開催した「大バカ野郎集会in阿佐ヶ谷ロフトA」。
 たっくさんの人が来てくれ、100回記念を謳歌し大成功!!大達成!!なイベントとなりました。生で会いに来てくれた人ありがとう!これんかった人にはまたその時の空気感をお伝えするべく、映像やリポートをあちこちで少しずつお披露目できるとおもうので、そちらで会えたらとおもいます。

 演奏を共にした鍵盤田中大介、ギター小幡浩司、ベース草場敬普にも、イベントを膨らましてくれた本田誠人にも、スタッフのみんな、阿佐ヶ谷ロフトAのみんなにも大感謝です。んで、もちろん、この連載の担当で、ふっかけ役の田中さんありがとう。

 今までこういったイベントをやったことがなく、自分でTシャツやポスターを作ったり、段取りしたり、お金のことに頭をつっこんだりしたことがなかったので、勉強になったし、おもしろかった。
 大まかな流れを把握はして、あとは人まかせにしてきた部分、自分は自分の持ち場で爆発するべ!といったやり方とはまた違い、よりいっそうたくさんの人がいてくれ、動いてくれて成り立つものであることを改めて感じた。2ヵ月という短い中で何度も打ち合わせをし、メンバーと練習をし、1人で歌い、できなかったこともあるとはいえ、やってやれんことはないなぁと改めておもった次第です。「ありがとう」っておもって、「ありがとう」って口にすることが増えた気がするけど、年のせいじゃなく、それがあったりまえに思えた。それでもまだ、気付けてないこともたくさんあるんだとおもうから、これからもガシガシ、勉強はきらいやけども、学んでいけたらとおもう次第です。

 今までやらなかったことの一つに「ブログ」がある。これも何度か田中さんよりすすめられては「いやぁ、ようせんです」とずっと手をださなかった分野だったが、イベントをきっかけに、また、「写真とって載せるだけでいいんだよ」って言葉に、写真だけならできそうやなぁと始めたわけです。ずっとアンチコンピーターだったけども、今もそこは変わらんけども、付き合い方の問題であると納得してやっとります。やりはじめると、いろんなとこに目がいったりして、これはこれでおもろいなと楽しんじゃってる次第です。

 イベントの後でやった「ぺ・中尾の公開打ち上げ」も、初のこころみだった。前はああいったことはロックシンガーとして、フォークシンガーとして、やるべきではないとおもっていたのだが、やってみると、音楽でつながってる者同士の熱を感じられ、北海道や岩手、宮城、茨城やら名古屋、大阪、宮崎やらやら、遠く離れてても待っていてくれる人がいること、改めて感じることができ、これからの道をいく自分に大きな力をもらった次第です。

 はじめ僕は一人の部屋でギターを弾いてうたってた。それでもっと大きな声が出したくて路上や畑の真ん中でうたいだし、その畑から見えた富士山に向かってばかり歌ってた。あるときポツリとおもった。人にきかせてぇーっておもった。このすんごい気持ちを広げたい、伝えたいとおもった。遠回りだったのかもしれないし、まちがいもたくさんあったやろうと思うけど、そんな僕の順番と気持ちは今も同じや。

 たくさんのおもろい人と出会って、いろんな事学んで、相も変わらず歌ばかり、点と点が線になってって、人生レールの上をシュポポポッポーと走ってきた。いろんな出来事があって、景色を見て、おもしろかったし、そうじゃない時もあったし、不安もあったけども、いろいろあって、いまだってあるけども、歌うことを迷いなくやってこれて、これからもそうおもえてるのは、聞いてくれる、一緒に感じあってくれる人がおってくれるからやと。もちろん僕はまったくの一人になっても、はじめの一人部屋のように歌うやろうが、この世界にそんな人がおってくれることが、この先のレールをはるかに大きく太く輝くものにしてくれる。こんなことを改めて言うことはこういうタイミングでしかないとおもうので、改めて言うけども、そこにおってくれてありがとう。これからも、いろんな感情を燃料にして、すっぽんぽんで歌ってくんで、そこにおってくれたらとおもいます。

 そんなことをおもい、バカに輪をかけ、磨きをかけ、やったるでぇと再確認した大バカ野郎の集会やった。もう一度。来てくれた人ありがとう、これんかった人も、ありがとう。また会える日を!

中尾諭介35より

ひょんきちくん。
ライブの日、ロフトに入る前にブログポチポチやってたら、人ゴミの中にボ~っと立つ男あり。ブックマ~クにものせてるひょんきちくんや。宮崎の延岡、地元の友達で、東京にきているのは知ってたけどすんごい偶然や。
かれこれ10年くらい前下北沢の路上でギターをポロポロやってたら、知ってる顔あり、そんときは東京にきてるって知らんかった。高校の時は話したことがないけど、顔は知ってたから声かけて、そっから友達になったんだけど、そういう偶然も当たり前に感じる人やから、なんか楽。

打ち合わせ中のミュージシャン。 楽屋にて

んで朝までここで。