いやはや、今年の夏は暑いですなぁ、梅雨の雨降り短くて、夏が長くなりそうで嬉しいです。とはいえ夏の紫外線に弱くなってきているので日焼け対策をばっちしやらねばなりません。日焼け対策はみんなどうしてるんでしょ? 日傘なんかをさそうかしらなんて自分が思う時代がくるとは思いもしませんでした。あちー夏、いかがおすごいしか。
このご時世、男らしくとか女らしくとか言ってると時代遅れだと言われそうですが、子供の頃は日傘というのは女の人が使うものだというイメージがあり、日傘自体にもなにか特別な崇高なものを感じておりました。今では街中ですれ違う若い男子が日傘をさして歩いていたりしますから、気候と時代が変わったのだなぁと実感します。
自分は自負するところでありますが、昭和のアンデンティティー、男は男らしく的な考えがある方ではないかと思います。高倉健さんや任侠者の映画が好きだったりと、男への憧れ。しかしもっとさかのぼれば、幼稚園の頃など母が化粧をしてるのを見て自分もしてみたいなぁと思っていたり、小学校に上がる前などは延岡に引っ越して近所の女子とかとままごとをするのが好きだったり、木の実などを採ってきてすりつぶし、水を入れてジュースを作ったりして遊んでました。しかし、そんな遊びを好んでしていると、近所の同年代や上級生の男子達が子供用自転車で家に遊びの誘いに来た際の冷ややかな目と「うわ、女と遊びよる」などと実際の言葉でもってバカにしてくるので、今思えば暴走族のように感じたその団体が来るたび、カーテンの裏に隠れて「早く帰ってくれないかなぁ」とか思っていたものです。子供だけに限らず近所のおじさんおばさんからも、自分がおかっぱ頭だったりするだけで「女じゃないんだから坊主にせにゃあ」とか、自分がもじもじしていたり何かにひよっていると「よろくそがぁ」と、弱虫というような意味合いの言葉を言われました。アメリカ帰りの母の元、朝食がパンやオートミールだというだけで、「パンばっかり食べよるから元気がないとよ、ご飯を食べにゃあ」とかも言われる。母のことを「マミー」と呼んでいた事も「マミーげな、お母さんって言わにゃ」など、この、田舎だからか特にあるんだろう同調圧力というのか、あたかもそれが絶対的な常識であるような押し付けに対して、子供は子供なりに社会の中で傷つき悔しくなったり恥ずかしいと思ったりしながら、このままではいかんと変化していき、自分の生き道を見つけるべく順応していき、あっという間にまんまる坊主になりお母さんと言うようになり、真っ黒に日焼けして溶け込む。根は変わらないにしても順応力で、世を生きてく術を手にいれる。
上に記したような周りからの外圧は今の時代ではきっと町内会で問題になるだろうとも思いますし、放送禁止用語だよ、なんて言葉が行き交ってたんだろうと胸がシクっとなりますがしかし、今となっては自分的に「強くしてもらった」「育ててもらった」と、愛すら感じる出来事であるので不思議です。
順応しても、まだ根が違うのでどこか不自由さを感じていたんだなぁとも思うんですが、そこを突破した瞬間、解き放たれた瞬間に、それまでが不自由だったんだなと感じる事ができました。
同級生、上級生のグループで堤防を歩いてソフトボールの練習に行く時に、自分が積水ハウスかトーヨーサッシだか何かのCMの替え歌(トーヨーサッシに頼みましょ的な歌を、トーヨーサッシにたのまねのん、と面白い顔で言うだけの歌)を歌っていたら友達が「なにそれ?」とゲラゲラ笑い出し、上級生にも伝わり「もういっかいもういっかい」がはじまり、こちらも調子づいて余計に面白い歌い方になり、何度もリピートしてガキンチョグループ10名くらいがみんな腹を抱えてゲラゲラ笑った時、自分は意外と冷静なのに面白いことでこんなに自由さを感じるんだと、そのグループの中でポジションを得た気にもなり、脱皮した気分になりました。人によっては喧嘩だったり危険なことをすることだったり、勉強だったりゲームだったりスポーツだったりする、種が発芽して土を押しのけて芽吹く瞬間というのがあるんだなぁと、土はストレスを与えてそれを跳ね除けて芽吹く瞬間に脱皮して次の場所へ行き、また土をかぶり生きていくものなのだなぁと思ったりもして。
おかげさまで6月に52歳の誕生日を迎え、祝っていただき、ありがたく、自分は幸せものであるなと実感すると同時に、まだまだ頑張るぞと、自分の生き道を広げていくぞと思った次第です。52にもなれば、ここまでやってきたことの中で落ち着いて生きていくんだろうなと思っていましたが、幼少期の発芽や脱皮と同じく、やってきたことの先へ行きたがる。どういうわけだかそんな運命な気もして、6月の予定を見返してもよくこんなにバラバラの形態でライブをやり、その都度緊張してそこへ向かい土をかぶり挑戦し、どのライブも楽しかったと、やったった!と、超えてきたなと思えます。
52といえばいい年でありますが、60歳や70歳の自分を想像してみてそこから今の52を見れば「若かったなー」と思うだろうなと思います、「今より体動いたもんなー」とか。であるからして「もっと動けるうちに動いておけばよかったなー、挑戦しとけばよかったなー」と後悔したくはなく、ひとつひとつ当たってぶつかれで、やってきたことの中だけで生きず、やってきたことの先へ先へと、超えていき、曲で突破していきたと思いますので、52! ぜひこれからも応援のほどよろしくお願いします。今月も長文最後まで読んでくれてありがとう。
今月はこの辺で、よい夏を!
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7/19新島に行く釣り仲間と新島での釣りの練習と称して、今まであまりやったことのなかった種類のルアー釣りへ |
結局、ルアーは難しく1匹も釣れず、ちょっと変更して近所のスーパーで買ったアサリをつけて投入後 |
釣れました。 |
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そんで帰りはラオシャンへ。 |
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南野ロックフェスに向けてほぼ1ヶ月半、4-STiCKSのギターの高田さんが作った曲に詞を書く。曲が先にあって詞を書くのは僕はやはり難しいです。それでもテーマがみえてきて突破していくとどんどん転がっていく感じが面白かったです。「カラフル〜市松模様の上で〜」 |
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渋谷のモヤイ像が新島から来てる事をこのタイミングで知る。 |
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スージーとレコーディングの練習 |
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このラグジュアリー感あるスタジオの翌日に |
樹木医弟の手伝いへ |
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最近行っちゃう、おにやんま。とろろ昆布ものせて、うまいんだなこれが。 |
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南野ロックフェス。トップのTARSHIさんバンド。このバンドも一年に一度しかやらないそうなんですが、毎年観ると嬉しくなってくるほどかっこよくて最高です |
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外丸さんバンドの熱量もすごかった。 |
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結局朝まで外丸さんと。 |
このバンドで頻繁に活動していくわけではないけど、今回もこのバンドが新曲を出したことには、音楽やバンドというものの可能性を感じる。誰もが味わうだろう別れ、残されたものがどうそれを受け止めて前に進むか、そんな時音楽、バンドというものがどう人に影響をくれるか |
前に |
進む |
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本日はここを休憩所とする。 |
EBBが愛しくなりました、その音の中。 |
ONE NIGHT STAND 2025ありがとうございました。最高でした。たくさんのお祝いもありがとう |
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はハーン、だからソガッチ、別日リハーサル終わりで、じぁまた〜と帰り際に、僕をわざわざ呼び止めて、ゆうすけって犬派?猫派?って聞いてきたんだな、このタイミングで聞いてくることかと思いながら帰ったけどソガッチからのプレゼントみて合点がいきました。猫は好きだけど猫のついた靴下となるとちょっと気がひけますがかわいいですね。 |
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そして7/11白鶴イベントの打ち合わせ& |
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コメントどりなど、銀座白鶴本社にて。 |
次は7/11新宿ロフト弾き語り3マン。お土産付きのお酒イベントへぜひにです |
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そんでそのあとは新島へ |
■「音歌にまっすぐ一直線な諭介さん
アカリにまつわる今日までの様々な景色や想いを、私たちにも共有して下さり嬉しかったですありがとう。
産み落とされた1つ1つの曲が人生レールに乗って時を重ねて、静かに走り続けていることを深く実感できました。
そして…それを生み出す諭介さんのど真ん中をただただ尊敬し愛しています🎶
話しは変わりますが、こちらのエッセイでチューリップや紫陽花など季節のお花いっぱいスナップ載せて下さるのなんだかご年配の方👵ブログみたいで、ほっこり懐かしく温かくなれ大好きです☺️
江の島裏磯釣りのお供、延岡産カラスミ!そんな名産物もあったのですね、なんとも美味しそう。食べた〜い😋」
(みなたん 2025/05/30 5:33)
→ご年配のっ、自分でも朝顔やチューリップがこんなに輝いてくるとは思わなかったです。樹木医の弟曰く、人はゆくゆく趣味的に石にいく人が多いらしいので、石の写真載せはじめたらまた年をとったんだと思ってください。
■「今月の「アカリ」について、諭介さんの文章を読んで感じたこともそうだけど、一昨日の稲毛のライブのアンコールでこの曲を歌い始める前に「面白おかしく生きているつもりが、悲しい気持ちとか寂しい気持ちとかに蓋をして生きていたんだなと気づいたときに作った曲です」って紹介してくれたのが印象に残って、私も改めて気が付くことがありました。生きててよかったー!って思いたくて面白おかしく生きて、楽しかった!面白かった!よかった!と思うときもたくさんあるけど、悲しさ悔しさや寂しさ、そういう気持ちが心にあるから気づける“生きててよかったって事が時々ある”んだなぁ。でもそういう気持ちは特別なことじゃないし、誰もが心の中に持っているはずなので、その先の生きててよかった!に自分も日々気づいていきたいし、やっぱり「アカリ」たくさんの人に聴いて欲しいなと思いました」
(A.T 2025/05/30 17:17)
→ほんとにそうよねー誰もが何かしらそういう気持ちを持って生きてるわね、アカリができる時、嬉しい気持ちなのにギターを鳴らすまでずっと泣きそうだったのは、そういう気持ちがあったからなんだろうなって思います。届いてよかったです、ありがとう。
■「「アカリ」はそんなにいろんな出来事があり、そして今回のリリースだったんですね。歌とか音楽ってやっぱりすごいなって思います。音楽は、特に諭介さんやインザスープの歌や音楽は私の心の安全基地で、いろいろあっても音楽を聴くと本来の自分の心に戻れたり、音楽を聴くことで助けられたことがたくさんありました。ライブにいつも行けたらいいのだけど、その時すぐに日常の中でふと聴ける「アカリ」のように配信だったり、CDなどとてもありがたいです。
今回の写真ですが江の島の定食屋さん、なくなってしまったのですね…。とても残念ですね…」
(hitomi 2025/05/30 23:48)
→安全基地になれて、自分も何か世の中で役をもらえたようで嬉しいです、伝えてくれてありがとう。配信でもっと聴けるようにしなきゃですね。またここから先もライブ以外でも発信していくプロジェクトも少しずつ動いているのでぜひチェックしてくださいねっ。
■「今年もゆうすけんさんの音楽と一緒にお誕生日をお祝い出来て嬉し楽しでした!!かっこよかった!!!!
you two..ワンマン今回は9月なのですね。こちらも楽しみにしています。Xにyou two..の記事をリンクして下さっていたのでまた読みました。お二人を繋いで下さった方がいてyou two..にまで進化して、ここから続いて行くyou two..の歌音も楽しみにしています。
私は先日はじめてラオシャンに行きました!一口目は、ん?と思ったのですが食べるうちにクセになり、最後はまた食べたいと思う味でした。多分また行きます(笑)」
(あこ 2025/06/26 15:41)
→がはっラオシャンっ、いやはや、ほんとに最初、?となるよね。西口ラオシャンと花水ラオシャンがあってどっちだったでしょ? これが僕は去年知ったんだけど、全然違うんだね、今度は西口ラオシャンの方にいってみようと思います。you two..そういえば繋いでくれた金吾さんのおかげだね、ワンマンお楽しみに。誕生日来てくれてありがとうっ。
■「毎年、諭介さんの誕生日はハッピーバースデーつーゆーなんて言って、梅雨を感じていますが、今年は暑くなるのが早く梅雨っぽくないですね。それはそうと、改めまして52歳おめでとうございます!毎年思いますが、52歳には見えない若々しさに良い歳の重ね方をしているんだろうなと思います。諭介さんの音楽の球根、ライブや連載で何度か聞いたことはあったけど、初めて知ることもあり、根っこにあるフォークシンガー達の曲を今もときどき歌ってくれるのが、根っこがずっと広がっているようでより素敵に思えます。諭介さんが、文学性、日本語の面白さ、短い言葉の中に広がる想像、にはまって歌ってたところ、私もインザスープに出会ったのは社会人1年目で国文科を卒業したばかりで、そういうところにも惹かれてファンになったのかなあと思いました。卒論の話も面白かったです。私も自分の卒論を読み返したら、自分の根本、ルーツ、何か今に繋がることがあるかもしれないと、読み返したくなりました」
(A.T 2025/06/27 16:28)
→うわ〜卒論確かにみてみたい、でもないなぁどこいったんだろ、恥ずかしいけど読み返してみたいですなぁ。国文科って響きいいね、ぼかぁそんなに本を長い事読める方ではないんだけど、文学って響きにすごくセクシーさを感じるのよね、なんだろうか。
この言葉に対して思うセクシー感って。お祝いの言葉ありがとうっ。
■「諭介さんの音楽のルーツは今までも見聞きしたことがあったけど、より詳しく知ることができてよかったです。
私は聞いてこなかった音楽を好んで聞いてきた人が作る音楽を今私は大好きで聞いていて、きっと根っこの部分で私のルーツともどこか繋がっているのかもなぁと考えたら嬉しくなりました。
改めてお誕生日おめでとうございます。52歳には見えない52歳の諭介さんの音楽をこれからも大好きで応援しています」
(夕陽 2025/06/28 23:50)
→お祝いありがとうっ、音楽ってできるまでに色んな要素が入ってできてるんだと思うわ、人生で何をキャッチしているのか、アンテナみたいに受信して変容させて発信しているんだろうね。それをまた受信してくれて嬉しいです、ありがとう。
■「今回の球根話がとても面白かったです☆諭介さんの歌を初めて聴いたとき、まっすぐに届く迫力ある歌と思いに驚いたことは今も鮮明に覚えています。私はたぶん童謡的な感じがしたことにもとても好感を持った気がします。
そして改めまして、誕生日おめでとうございます。今もまだ諭介さんの歌を聴けることに感謝です。まだまだ聴かせてくださいね!
そういえば、「ブラックレイン」あまりにも諭介さんがコラムで力説していたので観てみたらすごく面白かったです!!任侠ものとかあまり興味ないけれど、これは映画館で観たかったな~!と思いました。ボブディランの映画も観てみようかな…」
(hitomi 2025/06/29 17:45)
→お祝いありがとうっ。がはっブラックレインのこと力説したね確かに、文字だけで力説が伝わって嬉しいです、面白かったようでよかったっ、ボブディランはその当時の空気感、激動の時代の空気感が知れてよかったのよねぇ、その中でどうミュージシャンとしてどう立ち向かったか、今の状況とも似て、観てて燃えたのよね。
■「52歳おめでとうございます〜
今月もONE NIGHT STANDはもちろん
南野ロックフェスやEBBとのトークライブやイマヤスさんとの手習いなどなど盛りだくさんの熱い暑い6月でしたね。
18歳で『人生レール』という、あんな素晴らしい曲を作れる諭介さんは既に天才だったと思うし、そしてレールに揺られて私たち観ている人も乗り車両も増えながら、今現在もまだまだ新しい景色やドキドキが待っていて…✨
この先の音歌旅も楽しみでしかありません。ありがとうございます。
これからもどうぞ、健康でお健やかでありますように🚂🛤️」
(mina 2025/06/29 20:23)
→お祝いありがとうっ、心健やかに生きていたいもんです。ほんとに6月は色んな形態でのライブでどれも超えれていい景色みえて、んがまだまだこれからも新たな景色目指して頑張るので、体感のほどよろしくお願いしますっ。
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