どうでもいいことなんですが、この頃の新しく芽吹く緑に希望をもらったりして好きな季節、どうも毎年初夏になると「初夏でしょか」という文言が頭をよぎってしまいます。これはクセのようなもので、おもしろいでしょう?と見返りを求めているものではないのですが、SNSなどにどうしても書きたくなってしまう。書きたくなってしまうのだから書けばいいようなものの「親父ギャグだな」と中尾ダムでせき止めているのですが、10回頭によぎったら1回はダムを飛び越えて書いてしまいます。あまり気にされないようにSNSなどにまぎれこませているつもりですが、気になりましたら申し訳ありません。どうでもいいついでに秋には、綺麗な燃える紅葉を見かけると感動して立ち止まって見入るのですが、頭の中によぎるのは「紅葉紅葉前田耕陽」と、この時代においてわかる人がいるのかどうか男闘呼組のメンバーが入ってきてしまいます。おセンチになりそうな心をくだらないダジャレで浮かす、バランスをとっているのかもしれません。浮かべずにはいられないこの文言を去年の秋は中尾ダムにおいて一つも残さずせき止めることができたのですが、こういうことを書いてる時点で今年の秋はせき止めることができないかもしれませんが、見かけても「スッキリしたのだろうな」とソッとしておいてもらえたらと思います。なんのこっちゃですが梅雨前の初夏、本当はもう夏ですよ、な季節、空気も新しくなって、ぼかぁこの季節が好きだ。東北では雪が降ったり冷たい雨降る今年の初夏ですが、いかがお過ごしか。
4月7日、弾き語りワンマンを吉祥寺ROCK JOINT GBにて行なった。このキャパシティーでの弾き語りワンマンは初めてのことだったと思う。数ヶ月前にライブハウスのブッキングマネージャーの昌平さんより「4月に弾き語りワンマンをやりませんか」と打診があり「4月といえば入学式なので入学式の日にやりましょう」と答えた。
調べてくれて7日になったのだけど、入学式は平日に行なわれることを忘れていて、ワンマンを平日にやって大丈夫だろうかと思うも二言ナシだとオッケーして決まった。何か始まりを感じられる日になったらとセットリストを考えてスタジオに入り、スタジオに入るごとに曲順が変わり、回を重ねるごとに「あぁ今の自分はコレがやりたいんだな」とセットリストに一筋の線が繋がり光がどんどん見えてきて面白かった。一曲一曲の完成度をあげるべく1人でメトロノームを鳴らしながら練習したのも面白く、本番に挑んだ。
当日までどれくらいのお客さんが来てくれるのか知らないままであったけど、平日にも関わらず大勢の人が足を運んでくれて嬉しかった。自分の心持ちとしてはお客さんが少なくてもやって来たことを、来てくれた人やその場の空気を感じて発するだけなのだけど、このご時世の平日に来てくれたみんなにありがたく思った。
今までやって来たこと、一つ一つのライブ、デジタルでの発信などなどが全部繋がって延長線上にここがあることも実感し、特訓の成果もあり浮足立つことなくそれまでやって来たことをこの日に発することができた。
年明けから一つ一つのライブ、番組「がむしゃら」の主題歌制作、音楽番組出演、新番組の収録に向かい、次の山はワンマンだと、毎日の行動が何をしていても細胞がそこに向かう。何にしても、そのことを中心にすごせる時間はプレッシャーも感じつつ、難関もありつつ、やはり張りがあって面白いし幸せな事だと思う。少々かっこよすぎるかもしれないけど、自分の音楽人生、芸事人生は自分事のバロメイターであると思う。例えば曲一曲だったり、一つのライブが次の山を見せてくれる。人と出会わせてくれる。あまりできていないと、次の山が見えてこないし心細い。だからやるしかないし、違う景色がみたくなって自分事。学校の中庭で友達が教えてくれて始まったギターと歌の旅、自分なりの基準ができていきそれを超えていく旅。超えたらまたその向こうにモヤがかった山が見えて来て、はっきりはしていないけど何かある方角だけはわかる。その方向へ足を踏み込んで自分事、行く中でいろんな人と出会い、別れがあって、言わないけれど「今にみてろよ」もあって、モヤがかった山に引き寄せられていく。それを繰り返しているうちにモヤがかっていた山がハッキリと目の前に現れて、それまでの全部をかけて頂きを目指して登っていく。遠回りかもしれないけどそれを繰り返していく。
そんな旅が、道を間違えてなかったと思えた4月7日弾き語りワンマンライブ「始業」でした。足を運んでくれたみんな、エールを送ってくれたみんな、来ようとしても来れなかったみんな、気にかけてくれたみんなに感謝です。本当にありがとう。
山越えて、またモヤがかかる山の方へ踏み出す一歩。これからまた次の山の景色を一緒に見てもらえたらと思いながら、秋だったら燃える景色にまたよぎっちゃうのかなとも思いながら今月はこの辺で。よい初夏をっ。
春晴れた空に桜咲いたね
ワンマン前日の桜
ワンマン翌日の桜
今一度読み直したい本です。
ワンマン翌日に観に行ったリクオさんと友部正人さんのライブ。素晴らしかった。ギラギラしていて70歳を超えてる友部さんが尖っていた。
買った本にサイン書いてもらって緊張した。
弟と釣りに行くも海が荒れていてウキが持っていかれて釣りにならず。でも気持ちよかった。
早朝LIVE。早朝限定バンド、JバンドJAPAN今年で8回目か。メロコア出身の2人に新たなジャンルの刺激ももろて。
太陽の塔。早朝LIVEに一緒に出た無限放送のボーカル井垣さんの30年ほど前。この人の歌に影響を受けたその頃。3月に札幌で共演した松本耕平くんに「変わらず歌ってくれてありがとうございます」的なことを言われた。自分のために歌ってきたのでそう言われてもと、ちょい照れもありつつ思ったのだけど、この井垣さんの歌を聴いていて同じようなことを思った。転がり続けてきた歌を歌ってくれていると、曲は違えどその人の歌の中にその頃の自分が宿っているんだな。その頃の気持ちを思い出してこちらもまたピカピカな気持ちになれるんだな。歌うたいは色んな人のピカピカをもひっつけて旅してるんだな。
さぁ、そして次へ向かうわ6/20へ。
諭介がお答えいたします
■「こんにちは。今回の記事を読みながら中尾さんの成長を感じさせてもらいました。
何もわからない赤ん坊で産まれて人の繋がりで揉まれ成長していく。若い頃の苦い思いも人のありがたさも全部今の自分に繋がっていく。
私もあの時、こうすればという後悔も多々ありますが、それがあるから今の私になっているんだと。その苦い思いも人のありがたさも必要だったんだろうなと。
前から思っていたのですが中尾さんは人に恵まれる人だなって。
弾き語りワンマンライブも今の中尾さんの思いが溢れ出ていて楽しくて気持ちが満たされた時間でした。
楽しい時間をありがとうございました。
これからも中尾さんの思いのまま歌旅を楽しんで行ってくださいませ」
(柿の種 2022/04/16 11:58)
→本当に揉まれて今がある。川みたいなものが自分に流れていてそれを通して、言葉や約束事でなくて人と出会えてきたような気がするわ。色んな人との出会いがあるけど、色んな選択があったけど自分の中の川みたいなものが今に繋げてくれてるような気がする。これからもその川通していけたらと思うので観ていてくださいね。
ワンマン楽しんでくれてありがとう。
■「ブログや連載などいつも楽しく興味深く拝見しています◎
今までも語られていたかとは思いますが、今回の投稿で、自分が当時テレビやライブを観て「この人は楽しい!と虚無…が混在してるなぁ」と感じていた事の奥底が知れた気がします。
変われるってすごい事だし、後悔の先に掴んだものや答えが、今の活動や人生に繋がっているって素敵な事ですね。
これまでも色々と変化、進化する「中尾諭介」を楽しませてもらってきました、これからの「中尾諭介」も楽しみにしています!
あと弟さんのサンダル、NICEです◎」
(匿名 2022/04/19 12:14)
→サンダルっ弟靴履いてきたのにわざわざ楽屋でサンダルに履き替えてて「おいっサンダルで出るのか」「えっダメかや」また靴に履き替える弟。「なんだ靴で出るのか」「うん、やっぱり」いっときするとまたサンダルに履き替えてる弟「やっぱりサンダルか一回迷ったらもうダメじゃないか」「いや、これでいくっ」みたいなやりとりがありサンダル決行となりました。収録中は何かアドバイスないかと聞けば「もっと音に集中して」と心強い弟でありました。吉田くんは目立っていたしおもしろい収録でした。
ともあれこれからも楽しんでもらえるよう頑張りますので応援よろしくお願いしますっ。
■「コロナの影響とは言え、私もテレビ神奈川で諭介さんを見られなくなるのが残念に思っていたので、今回のBS松竹での番組MC・主題歌とても嬉しかったです!見てますよ。見ましたよ。ゲストの伊集院さんに諭介さんが一番がむしゃらって言われてたのに笑ってしまいました(笑)でも、今回のセンチメンタルも読んで、くらいついて頑張ることの大事さを諭介さんは知っているからなんだなぁと思ったらなんだか納得。これからも、また新たな景色に繋がるように頑張っていて欲しいし、そのがむしゃらさを楽しみにしています。始まりを感じた始業式の弾き語りワンマンから繋がる景色もきっとありますね。【うまくいかない時、現状を打破したいのに出来ない時、その思いを外にこぼしてたやすく逃さない。内側に入れて燃料にして潜る。】ここかっこいいですね。私が何か記事を書く仕事をしていたら、ここを大文字にしたと思います(笑)」 (A.T 2022/04/21 7:31)
→うんカッコいいね、弟が昔連れて行ってくれたサーフィンのパドリングのイメージやね。波超えて次はどんな景色見えるか楽しみにしていてちょうだい!伊集院さんに包みこまれてたね。がむしゃら観てくれてありがとう。
■「こんにちは。私も「あの時ああしてたら・・・。」と考えることあります。とはいえ違う道を選んでいてもまた同じように考えてたかもしれないし・・・。結局どんな答えを選んでも、ちゃんと努力してがむしゃらに生きてないとって事なんでしょうね。人って後悔しながら成長していくものなのかもなぁって思います。
私も大きな波にのまれても潜って潜って次の景色に繋げる事ができる人になりたいです。
「がむしゃら」私は見れないけどがむしゃらにMCをしている諭介さんを想像してます。たくさんの人に愛される番組になりますように」
(夕陽 2022/04/25 18:46)
→後悔もたまにはチカラになるね。人の心は変えれないけど自分の心はって言うやつかもね。自分を変える箇所はやっぱりたくさんあるもんね。できてるようでできてないところ、一つ一つ変えていきたいと思うわ、がむしゃらだけじゃ疲れちゃうから自分なりのペースで潜って潜って頑張るので、またライブで感じてちょうだいっ。想像でも応援してくれてありがとう。
■「今回は写真がたくさんで見応えありですね!この年齢になってくると大波小波色々ありますよね。諭介さんが書いているように乗り越えるにはやっぱり自分自身なんですよね。私もよく潜りますが苦しくて苦しくてあっぷあっぷして泣きながら這い上がりますが、燃料にして内側に入れるって思いもよらなかったしすごいな~!って思いました。次の波がきたのならできるかわかりませんがそのイメージで潜りたいと思います。「がむしゃら!」ポーズ真似してやってみました⭐ちょっぴり元気がでます!」
(hitomi 2022/04/29 17:17)
→がむしゃらポーズっ、元気でるね、頑張ってる人見ると自分もビリビリもらうわ。いい番組よね。もっと観てもらえるように頑張るわいっがむしゃら!
■「弾き語りワンマン凄く楽しかったです!宇宙エールの弾き語りバージョンがとても良かった。会場の空気があたたかくて本当にいい時間でした。またいつかやってくださいね。がむしゃらも見てますよ。日曜日の夕方の楽しみです」
(匿名 2022/04/29 21:31)
→ワンマン楽しんでくれてありがとう。ワンマンいい空気やったね、来てくれたみんなにも一緒につくってくれたスタッフにも感謝やわ。またやるだろうからその時はさらにパワーアップしてまた別の景色一緒に観てね、がむしゃらも観てくれてありがとう!
諭介さんが毎年言う「初夏でしょか」と「紅葉紅葉前田耕陽」は季節のお知らせみたいなものなので、去年は言わなかったみたいですが、聞いたような気がしていました。昭和の人間なのでこの時代にこんなこと言う人もいるのかとホッとしちゃいますね。でもお願い通りソッとしておこうという人もいると思うので、どこかで言ってシーンとしても人のせいにしないでくださいね(笑)ワンマン無事に終わってよかったですね。道を間違えてなかったと思えたことに嬉しくなったし、次のワンマンが楽しみです。日曜の「がむしゃら」はゲストさんと諭介さんとのやり取りもとても面白いです!そして、毎週テレビで見るせいか諭介さんが夢に出てきます。が、夢の中でライブなんて思ってもそうそううまくは行かず、昨日はお寿司を食べていました!←釣りのイメージがあるから?(笑)よい初夏を~!
返信削除「初夏でしょか」も「紅葉紅葉前田こうよう」も私にとっては季節の風物詩みたいなものだったりするし私の頭の中の半分はダジャレでできてるので(ダジャレ合戦をしたら負けない自信あります!)これからもせき止めずに書いちゃってください。
返信削除諭介さんの歌の旅、私は方向音痴なので途中ではぐれて迷ってしまうこともあるけど同じ景色をなるべくたくさん見れたらいいなぁ、見たいなぁと思います。燃える景色によぎっちゃうのも楽しみにしてます。
論介さん、初めまして。
返信削除「川」をきっかけにここ最近ファンになり、「歌いたくない歌」にどハマりし、東京野球を聴き込み、エッセイを遡って拝見してるところです。
同年代なのに、どうして今までインザスープに出会わなかったのか…。
洋楽HR &HMばかり聴いていたせいか、真っ直ぐな日本語の歌詞が凄く刺さります。論介さんの文章が、飾りなく、真っ直ぐでクスッとしたりドキッとしたり、、ウルっときたり。
まだまだ新参者ですが、沢山曲を聴いて、いつかライブにも行けたらなぁ。
諭介さんの「初夏でしょか」などの言葉を聞くと東京はもうそんな季節なんだな~って感じられるので、この際もう中尾季語的な感じでさらっと呟いちゃってほしいです。思えば私のまわりには、男女関係なく一つのことを好きでずーっと続けている人がさらっとクスッと笑えるダジャレを言う人が多いなって気がつきました⭐
返信削除松本耕平くん、ライブ直前にすごく緊張して気合いを入れている姿を見かけていたので諭介さんと一緒のライブだからだったのだな~って。それまでの話を聞いて一気に親近感が沸きました。音楽は不思議なもので、しばらく聴いてなかった歌を久しぶりに聴くとその時気がついていなかった過去の自分の感情に出会えたりして衝撃を受けたりします。やっぱり人が作るものだからですかね。CDなどよりも配信も含めライブを聴いているときに多い気がします。そんなこともあったり、リラックスや楽しませてくれたり音楽って改めてすごいですね!諭介さんにも続けてくれていて感謝ばかりです⭐
お名前の漢字を間違えていました。
返信削除大変申し訳ありません。気付いた時は顔から火が出ました(汗)
本当に大変失礼いたしましたm(_ _)m