2023年2月5日日曜日

Vol.275「2023年明けコロナ感染、おごりブーメラン」の巻

  なかなかの大寒波やらコロナやら厳しい幕開けですがいかがおすごしか?
 そう、自分、コロナにかかりました。先月、正月は気が緩んで体調を崩しがちと書いた通りになってしまいましたね。去年は年末にかけて何かと気が張りライブに挑んでいたので、正月に張り詰めていた糸が緩まってしまったようです。

 まず胃から来ました。14日土曜日朝起きると胃が痛く、胃が痛くなることは年に1度か2度あるのでまた来たかというぐらいだったのですが、翌日更に痛くなり処方してもらっていた胃の薬でごまかしごまかし過ごせておりました。余談ですが、胃が痛くなる度に思い出すことがあります。長渕剛のドラマでたしか「とんぼ」だったと思うのですが、舎弟の哀川翔が何かしらあったときに「胃がイテェよぉ」と呟くんですね、するとそれを聞いた兄貴の長渕剛が「胃なんか誰だってイテェんだよ」的な事を哀川翔に言いながら自分に言い聞かせるようにぼそりと呟く。それを観たのは自分が中三か高一くらいの健康体でしたから、胃が痛いという感覚がわからなかったこともあり、何かしらこう、「かっこいいな」と思ってしまい、胃が痛くなるくらいに切り詰めて生きなければと胃痛に対して憧れが生じてしまっていました。しかし自分が胃痛に襲われうずくまるほど痛くなった時にとんでもないなこりゃとなり、病院へいき検査をしてもらうために横になり、鼻からカメラを入れられてる時に「憧れてごめんなさいごめんなさい、もう憧れません」と心の中で誓い、涙目になったことを思い出します。話は戻りましてコロナ。
 
 そんな胃痛が続いたそのまた翌日には喉に違和感を覚えてそれでもコロナだとは思わず、そう、自分はこの3年間コロナどころか風邪も引かず、これはマスクと手洗い消毒のおかげであるなと思うのに加えて自分はコロナにはかからない体質なのかもしれないと思い始めてたこの頃でありましたから、自分がコロナにという頭がありませんでした。自分の今までを思えば、怠慢やおごりが顔を出してきた頃に良くない方向にいくというのがありましたので、いやいや気を引き締めていかねばとも思っていたのですが、これも案の定、おごった矢先のブーメランでありました。17日にはこれで歌えるのだろうかというほどに喉が痛くなり、翌18日にはライブがあったので、ここは安静にして翌日までに治すぞと意気込むも当日になってもよくならず、これは歌えないかもしれないと思いここで初めてコロナを疑い薬局へいき検査キットを購入し検査をしました。陽性であれば赤い線が浮き上がってくるという仕組みなんですが、その赤い線の出方がうっすらとしていて判断に迷い、ネットで調べれば反応がうっすらでも陽性であると書いてあるのを見つけるも、写真で見たわけではないのでうっすらのレベルがわからず半信半疑が拭えなかったので、病院で検査してもらうことにしました。その間に体がだるくなりボーっとなり受付を済ませ体温計をもらい脇に挟み問診票に記入、それを提出して待機。名前を呼ばれて先生に見てもらうことに。先程のキットを渡して「検査の結果がうっすらとしか出ていなくて判断しかねているんですが」と言うとキットの結果を見た先生が「はいっコロナですね、これでもハッキリ出ているほうですよ」と伝えられ、その声がポップに感じてこちらもちょっと楽しくなり「あぁそうですか、へへ」とノリよく答えられました。次に先生が「体温は何度でしたか?」と聞いてきて「え、聞かれても今自分が何度かなんてわからないなぁ」と思ったのですが、そう言えばさっき体温計をもらったことを思い出し、どうしたんだっけなと服の中をさぐってみたら脇に挟んでいたことをすっかり忘れていて脇から落ちてる体温計が腹のあたりにあるのに気づいて腹から取り出し見てみれば37.7とあり、それを伝えると「はい、完全にコロナですねっ」とまたノリよく伝えられてこちらも「あはっはいっ」とノリよく答えてコロナ確定となりました。渋谷だからか、その若い男の先生のノリがポップに感じて、おかげで軽く受け止められてよかったです。しかしそのノリに大丈夫かいなという気分になった僕は先生に「僕がコロナなのに先生はマスク一枚だけで感染しないんですか?」と訊けば、これまた「大丈夫大丈夫」と楽しそうに言うので、今のコロナはそこまで大袈裟なものではないんだなと思えました。人によるでしょうから自分の場合はということですね。

 薬をもらい帰宅。途中でライブ主催のKにコロナ陽性、ライブキャンセルの旨を伝えれば、これまたKもテンション高く「おぉそうかあーOKわかったしょうがないね了解!」と返してくれて体がだるいなりにも楽しく話せました。結果2本のライブをキャンセルしました。その後上がった熱の最高が38.2でその2日後には熱も平熱になり喉の違和感はあったものの体調は戻り軽症で済みました。
 
 療養期間も過ぎ、コロナサポートセンターの人にも「もう外に出ても大丈夫です」と言ってもらい、また検査をしなくていいのかと訊けば「熱が下がって何日も経ってるので検査はしなくていいです、ここで検査をしても陽性反応が出る可能性があるんですが、それは菌の死骸で菌は死んでいるので大丈夫です、誰にもうつす心配はないです」とのこと。なのでスタジオへ行き歌うも声はまだ出せないなとなりまして、軽くてもコロナの後遺症はあるんだなと。
 慌てずじっくり直していき、今は歌も歌えるようになりました。味覚がなくなることはなかったんですが、ビールなんかは呑みたいとも思わず、なんであんな液体を好んで呑んでいたのかとも思え、発症してから2週間は酒を飲む気にもなりませんでした、長い休肝日もつくれてよかったです。
 と言うわけでまだまだ気が抜けないコロナ時代、前よりも薬も情報もあるからか、そんなに大したことではなくなってきていることは実感しましたが、引き続き気をつけて、コロナに負けずオモロい日々を過ごしてやりましょ。たった一度の人生、二度とない2023年の春だもの。と今月はこの辺で。よい春を。


年越しをROCK JOINT GBにて2023を迎えて。

サブスクも解禁になったとのことで。
より身近にきいてもらえるチャンスが増えたということですね。
サブスクで聞いて、CDも手に取って聞いてもらいたいですね。

サブスク解禁日と同日に発表された、水曜どうでしょうの「四国R-14」DVD発売。我々の曲「川」が使われたホラードラマ。DVDでも使われて、聞いてもらえたらいいですね。

藤沼さん初監督作品劇場公開情報も発表になり。ワタクシも役を頂きまして、準備して向かわせていただきました。気づかれなかったら僕の勝ち、という程になりきって映画制作に参加させていただきました。現場では藤沼さんが1番遊んでるように見せてくれて、雰囲気がすごくよくてずっといたかったです。現場の雰囲気で絶対にいい映画になるんだろうなと思うような空気感でありました。
3月31日劇場公開!

永瀬さんが藤沼さん役ということもあり、どんどん永藤沼さんに見えてくる役者魂すごいですね。細胞から変わるんでしょうね。僕も細胞から演技に入りました。

も一つエピソード。横浜のサムズアップにて映画記念としてのイベントです。はじめてサムズアップは2020年の11月29日だったんですが、とても素敵な場所で居心地よくて歴史からくるパワーを感じてテンション上がり、Twitterに永瀬正敏主演の濱マイクが住んでいそうな場所だというような事を書いたくらいでした。
 その1週間後に藤沼さんから電話があり、ちょっと手伝って欲しいんだけどとのことで、それも映画の一役との事、藤沼さんからのそう言った話であればどこへでもと言った気持ちで嬉しく、話を受けたあとに主演が永瀬正敏さんだと聞き電話口で「えぇぇ!」と大きな声が出たのでありました。久々に思い出してた濱マイク感が残る時に、20歳の頃に追いかけた永瀬正敏さんが主演と聞き、しかも藤沼さん役だと聞き、運命を感じたのでありました。そしてまた今回偶然にもサムズアップでその映画がきっかけのイベントということで、あのサムズアップに感じたパワーには何かあるのかもなぁと思わせられる出来事であります。3/15ぜひっ。

冷や汁ピーナッツ。休肝日もこの日まで。2/12Liveのリハーサルをしたのち2人で呑みながらいろんなアイディアを。2人で見事ベロンベロンになりお酒も復活。

参考までに載せておきますね。
左の赤い線に対して右の赤くもないうっすら線が陽性の反応です。

つげ義春展。発信の出所が人の独りの奥から来るものに僕は芸術だなぁと感じます。そういうものに触れられることは幸せなことだなと思い、生きてく上で欠かせないものだなぁと思います。

Say-You
その昔高校生の漫才師あり
僕がもっと自慢できるようにならなきゃですね。
本田誠人49歳、おめでとう。

そして今年も挑戦させて頂きます。
弾き語りワンマンLIVE
新たな風に音歌を芽吹かせられたらと
金曜日の平日ではありますが足を運んでもらえたらと。
何卒よろしくお願いいたします。

2023年スロースタートとなりましたが、
ゆっくり徐々にしっかりと歩んでいこうと思います。
今年も何卒よろしくしくお願いいたします。中尾諭介


諭介がお答え致します

■「今年初めの書き込みなので、あけましておめでとうございます!先月のコラムで、お正月は体調を崩すことが多いなんて書いていましたが、昨年一年続いてた緊張がちょっと緩んだのですかね。ライブと重なってしまったのは残念でしたが、軽症だったみたいで何よりです!これもきっと休むときだったと思って、今年一年また頑張ってください。それとすごく寒くなってきているので腰の方もお気を付けください。そういえば、諭介さんのことを知った初めの頃は、こんな人いるんだ~!と思ったような気がします。今でもたまに思ったりしますが(笑)確かにそういうところが面白いですよね。自分だけでは体験することができないことなど、諭介さんが、僕の役割と書いていたこと、今年もライブなどから、少しでも多く共有できたらいいなと思います!」
(A.T 2023/01/27 17:15)
→言う通り書いてますね、緩みました。緩んだぁ〜、でも緩急あっていいね、腰は調子がいいのよね、もう中尾式腰痛ストレッチと名付けさせてもらうけんど、あれのおかげだね、もし腰が痛くなったり周りにそういう人がいたらインスタグラムの映像を見てみてね。ゆっくりいこ、今年も地に足つけて徐々にバリバリやっていくので、どこかで共有してね、応援ありがとう。

■「2023年が始まりもうすぐ1ヶ月が経とうとしてますね。今更ですけど、明けましておめでとうございます。
2023年、うさぎ年。今年はどんな1年になるのでしょうか?諭介さんはいよいよ50代に突入ですね。
50代の諭介さんの益々のご活躍を遠くで近くで応援しています。私も少しでもたくさん同じ景色を共有できたらいいなあって思っています。ワクワク楽しみですね」
(夕陽 2023/01/27 23:25)
→50だねぇ50だよぉ!すごいね。時々50という数字に気分が引きずられる時があるんだけど、余計だなぁと、若作りするつもりはないけど。気分まで年老いた50のイメージに引っ張られることはないなと変わらずいい景色を追い求め続けていくので、どこかでまた一緒にみたってね。応援ありがとう。いい年にしたろう。

■「以前に歌は生き物のようだとこちらのブログで読んだ気がしますが今回のブログでも、いろんな場所でいろんな人と鳴らしあって成長すると書いてあったのでそうゆうことか⭐と思いました。そして聴く側も何回聴いても飽きないのはそのおかげもきっとあるんだろうなと思いました。
2022年の1番の山場は諭介さん的にどこでしたか?50代のパスポート、きっとキラッキラのパスポートをもらえますね!私はあと数年パスポートをもらえるように今年も自分なりにがんばりたいなと思いました。2023年の諭介さんの歌とギターを聴けるのをまた楽しみにしていますね!」
(hitomi 2023/01/28 23:40)
→へへ、もらえるよね、きっと。僕の2022年の山場はやはり2回の弾き語りワンマンat ROCK JOINT GBやね。ライブハウスの人にふっかけてもらってあの規模での弾き語りワンマンは挑戦で、自分でも意識がだいぶ変わったと思う。他のワンマンの数々もね、それぞれに趣向の違うワンマンを旅できるなんて、ありがたい経験やなぁと思います。ワンマンそこに向かっての他LIVEも全部ありがたいです。2023年の歌とギター、また磨いて新しい風を吹かせていくのでどこかで体感してね。応援ありがとう。