2014年9月27日土曜日

Vol.175『「ホシタチノウタ」レコーデング日記』の巻。

すっかり秋真っ盛り、んが、日が射すとまだ蝉が鳴くのを聞いた表参道、みんなで一緒に大合唱とはいかず、一匹だけで精一杯鳴いてました。遅れて土からでてきたんですかね、それぞれにいろんなペースがあるのは人だけじゃないんだなぁ、なんつうことをおもいながら秋は空気さらさらで歩くだけで楽し。なんとかの秋とはよく言ったものだなぁと、食べ物もスポーツも音楽も、より実感できる秋がやっぱり好きだなぁと再確認している今日この頃ですが、いかがおすごしか。好きです秋。

そう、そんな秋にレコーディングに入り、一曲を完成させ、そのことをブログに書いていたらば、長くなりすぎてしまったので、今回こちらにて書き足しをして登場させていただきます。以下転送+




ちぇっくワンツ-

最近はレコーディングに突入していまして

やりおえて数日だったところなう

音源、いい感じです。

出演させてもらっている TVKの部活応援番組「しゃかりき」のイベントが5月に横浜であり、このイベントに向けての曲をとのことで、番組内で見せてもらった中高生の部活を頑張る姿をうかべてウタを作り歌ったところ、レコーディングをして、番組のテ-マソングにとの話をいただき、いたった今回のレコーディング。
メンバーはベース草場のK、ドラム吉田くん、鍵盤田中の大ちゃん、と自分の四人。レコーディングに向け曲をメンバーに送る、そう、時代は変わりました。パソコンなんか使っちゃったりして、気がつけば遅れながらもなんとか時代に乗っかって、自分も録音したものをパソコンで送ったりなんかして。こう書いていて昔は考えられなかったシステムとそれを使ってる自分にびつくり。吉田くんがアレンジの方向性をつくってくれ、ニ三度やりとりをし、次はメンバーみんなスタジオに集まって、あぁじゃねこうじゃね、あぁしよこうしよ、とみんなで練っていく、おもろい時間です。 こういった作業をしている時、やっていることは音楽なんだけど絵を描いたり、色を重ねていったりしてるみたいだなぁといつもおもう。それぞれ絵描きが集まって一つの絵を完成させてく。空白がまだある段階で終了し、レコーディングまでにそれぞれ空白にどんな色を塗るか頭の中で膨らませて、レコーディング突入。


そしてRec初日、集合の二時間ほど前に 鍵盤の田中の大ちゃんから電話がはいっており 何事かとかけ直してみたらば、車を車庫に入れるのが怖いからやってくれないか、とのことで 、今どこにいるの?と聞けば、もうスタジオの前とのことで、いくらなんでも早すぎじゃないかと問えば、えっ9時半じゃないの? いやいや11時だよと。 ちゃんと言ったよね!スタジオ開いてないし、言ったよね! じゃあ車で待ってるからとなって結局Kが11時前に来て車庫入れしてくれたとのこと。いやはや鍵盤田中大介、いつも何かほのぼのとするニュースを提供してくれます。そんな朝からてんやわんやではじまったレコ-ディング。


四人で作ったアレンジに加えて、その瞬間に出るアイデアで色を塗っていき、Kのベースがうねって、グイグイ引っ張り、吉田くんのセンスが光って、大ちゃんがインクを落としてく。自分はアコギ、直接マイク録りのため別室にてヘッドホンから聞こえるみんなの音と同時に弾く。勢いやらテンションやらノリをみんなで合わせて何テイクか録った後、どのテイクにするか選んで、鍵盤などの上モノを重ねていく。馴れない場所への車庫入れができなかったり、二時間前に来ちゃったりする大ちゃんだが、鍵盤弾けば大活躍、素敵な色付け、何かが出来ない分、才能突出の天才型なのかもしれません。

あとは歌入れだってとこまで録り終わり、よっしゃ全体的にいい感じ!となったところで夕方6時にご飯休憩。みんなが食べてる横で自分は歌入れ終わってから食べようと歌のことや歌詞の直せるとこはないかなどを考えながらぼうっとしていると、隣にいたKが、食べていたカレ-丼の米粒を飛ばす勢いでうわっ!と叫んで立ち上がり肩を叩いてきて、つけていたテレビを指差し、うちの近くだろ!うちの近くじゃないか?!と興奮気味に言うので見てみれば、Kの住む千葉県は稲毛区にてデング熱発覚とのこと。テレビ画面の地図では代々木公園、新宿の公園、そしてなぜかずっと間があいて千葉県は稲毛がデング熱発覚。その3地区だけ地図上の色が変わってる。確かにこれはこの興奮状態になってもおかしくないニュ-スであるが、今から歌入れであるし、ちょいとその興奮に乗りおくれていた。んが、いや待てよと、その前日、自分は代々木公園の横を通り、テ-プなどで立ち入り禁止とされていて、あの広い公園に誰もいない異様さにうわ-となって、これは写真を撮らねばとテ-プや張り紙をパシャバシャ写真におさめ、その後、電車に乗り稲毛へ行きKとライブをおこなっていたので、これはちょっと責任を感じなくもないなとひと盛り上がり。

のち、歌入れ。みんなの音の波に乗っかって2度ほど歌ってOKとなり吉田くんコーラスやらハンドクラップ、みんなでコーラスを入れてこの日は終了し帰宅。まだ完成途中であるが、なんだか楽しいレコーディングだったなぁとその日できた音源を聞いているとKより、「やっぱりだ!やっぱりうちの近くやった!」とメールあり。


二日目には朝から番組共演のフォンちゃんとマイキングの歌入れ。自分はとっちらかってしまうので 歌ディレクションを草場Dにお願いし、い-ね!んじゃもう一回いってみよ!なんつって草場デレクターを中心に笑いの絶えない歌録りとなり面白く、これまた絵を描くみたいに声を重ねて世界が広がった。


三日目にはミックスダウン。今回はインザスープのファーストアルバム『東京野球』やいろんな曲を一緒に録音したレコーディングエンジニア、サンボマスターなどのレコーデングエンジニアでもある杉山オサムさんにお願いし、昔と変わらずそのアシスタントのえんどぅもまた一緒のレコーディングだった。馴染みのあるスタジオで馴染みのある人達との音録り歌録り、10年ぶりの共同作業。オサムさんはこちらの気持ちをくみ取ってくれるどころか時には盛り上げていざなってもくれる。もともとレコーディングが苦手だと感じていた自分にその楽しさを教えてくれた人でもあるし、感覚でおもしろいものをと同じ目線で一緒に作ってくれる人だ。 そんなオサムさんが、録った音のバランスを整えてくれ、その音を聞き、何かあれば微調整する日。
さすがのオサムさん、かっちょいいバランスで完成。

その後また最後の作業にオサムさんが入ってる間、我々待ち時間となり、田中の大ちゃんはおもむろに自身が好きな中日ドラゴンズの検定本を出して読みはじめる。 大ちゃんは大の中日ファンである。父親が中日の応援団長だったと言うから筋金入りだ。「ファンというか中日は生活の一部だよ」とサラっと言うだけあり、中日検定3級の取得者でもある。級を上げるべく勉強といったところか、Kにじゃあ問題出してみてよと本を渡しKが三択問題を出す。すると「あーあの試合ね、あれは〇年の試合で最後の打球はサードライナーだったから、二番だね」とサラっと答える。 いつも大ちゃんが中日のことについて熱く語ってくる時、自分はあまり興味がないため聞き流していたのだが、さすがに、こんなに細かく記憶しているなんてすごいなぁと感心し「すげぇな大ちゃん」と言った後、答え合わせをしたKが勢いよく「ぶー!」。

いつも何かおかしみをくれる大ちゃんです。

そんなこんなでオサムさんの作業も終わりレコーディング終了。 いい音源ができました。「ホシタチノウタ」

この音源、ぜひとも一音一音、最初から最後まで、聞いてもらいたいとおもうのだけど、今のところ番組内でしか聞いてもらう術がなく、うちもそうなのだけど、TVKがうつらないと聞けないので、もどかしいところではありますが、10月6日、下北沢シェルター、インザスープワンマンジュテーム。ゲストにそんな田中大介氏も参戦してくれます。レコーディングには来れなかった八チも加わって演奏する予定の「ホシタチノウタ」楽しみであります。ぜひジュテームにて聞いてもらえたらとおもう次第です。10月6日下北沢シェルターで会いましょ!


母と甥っ子

こんなの出されたら我々世代買ってまうがな

今年二度目の武道館

長渕剛の武道館

代々木公園 デング熱対策。稲毛に連れていってないよね、蚊。

で レック初日、10年ぶり 通い慣れた道を いざ スタジオへ。

レコ-ディングへ向かう草場選手。

上物を被せていく田中選手と吉田選手 吉田選手は今回エレキギターも弾いてます。

中尾スペース
一人だけ個室でみんなにあわせてアコギを弾くさみしさよ。つって。

うむ これは車でこないと運べないね。

スタジオのコ-ヒメーカー
この横にすわり 窓の外は雨 Kがギターを弾いて
僕が それて合わして歌ってなんかいい感じやね
ってつくってったのが コ-ヒ-って曲でありました。

エレキを弾く若大将と田中さん。

アレンジをまとめるだいちゃんとオサムさん。
こちら時々 い-ね!つって。

延々とハンドクラップを入れる三人。自分は足をひっぱる可能性大なので辞退。

今回はレコーデング風景をTVKの番組のスタッフさん逹が撮ってくれてましたので
いつの日かそんな風景を見てもらえるかもしれません。

そして 毎年恒例のおまつりにて 本格的に秋になりました。

♦独占企画 諭介がお答え致します


■「愛用メーカーのグローブ、まるで恋人との再会みたいですね。開店前から待っていて、一度は引き返し、ようやく手にしたグローブの写真。感動しました。漢字の刻印が、和製の高級感と気品を醸し出していて、とても素敵。私はよく甥とキャッチボールをしますが、中尾さんと横浜スタジアムとかで遠投してみたいなぁ、と勝手に妄想しながら読みました。ナイスボール!とか言われたいです。 甲子園は毎年楽しみにしています。仕事が休みの日しか見れないけど、今年は運良く決勝戦をTV観戦できました。いやー、レベルの高い好ゲームでした。大阪桐蔭は前日16点あげて、超強力打線の敦賀気比を降しました。決勝も、大阪桐蔭の圧勝になるのでは、という素人目線の予想を見事に打ち返す粘りのゲームをしてくれた三重高校。そして優勝インタビューで勝利投手の子が「お父さん、お母さんに感謝します」という素直な言葉にぐっときてしまいました。親御さんたちはどんなに誇らしいことかと…。今年も甲子園の球児たちに涙する夏でした。 私は高校時代からプロ野球観戦が好きで、自分でもやりたくなって、暇さえあればバッティングセンターで練習し、今では100球あたり2球くらいはホームランボードに当たるようになってきました。職場の野球同好会にも入り、おじさんたちに教えてもらっています。生まれ変わったらプロ野球選手になりたいと思います!中尾さんは生まれ変わったら何になりたいですか?やはりミュージシャンですか?野球への思い入れもお強いようですが、プロ野球に憧れますか?」(アリンコ 2014年8月28日 6:40)
→プロ野球はもちろん憧れたよ、幼なじみと、あんたは巨人の4番で僕は西武のエ-スでいつか対戦しようなんつって、夢を語ったりして中学入って二人とも補欠で、こりゃだめだとなって高校から二人で軟式テニス部に入った軟弱者です。けどやっぱ野球って、キャッチボールっていいよね。バッティングセンターホ-ムラン打ったことないわ、二本もすごいっ

■「自分にしか分からないその物の価値、すごくよく分かります。「物に執着する」 っていったら聞こえが悪いけど、それは物を大事にするって事で良い事じゃないかと思います。 今は何でも使い捨ての時代で、新しいもの程お洒落でかっこいいと思われがちだけど、私はどんなものにも命があって大切に可愛がって最後まで大切に使えば、もう限界ってなってお別れする時にも、そのモノも喜んでいるように感じます。 だから我が家には新しいデジタルな物より古いアナログな物が わんさかありますよ! (とはいえ、新しい物を否定してる訳ではないですけどね。) 諭介さんの家にある一番古いモノって何ですか?」(夕陽 2014年9月13日 10:33)
→一番古いものは物心つく前に見てたんだろう絵本やないかな、ミッキーマウスの英語の絵本、意味わからんけどずっともってるわ。

■「陽射しはあるものの秋の風、もう夏ではないですね。今年はいつにも増して夏があっという間だった気がします。私も来年から先取りしなくては。諭介さんの夏の記念品、すごくいいです。グローブのこと何も知らなかったので全てが新鮮な情報で読んでて面白かったです。それに、かっこいい先輩に憧れて同じメーカーのものを選び、友達とパンフレットを眺めている姿や練習後お店に走った光景が目に浮かぶように伝わったので、大切にしていたものには思い出も同じように大切にされるんだなって教えられた気がします。そして、そんな話を知ってしまったから、なくなってしまったときの諭介さんの気持ちを思うと私も猛烈にショックでたまらなかったです。実際の心の中はどうであれ、それでも「いいよいいよ」で済ませるなんて……涙が出そう。だけど、そこは男らしい。思いっきりポジティブに考えれば、大事にしてきたタマザワのグローブ成長させてくれたと思いたいです。第二の玉澤活躍させなきゃですね!」(A.T 2014年9月18日 16:53)
→ああ、思い出すとあったまきちゃうけど第二の玉澤人生、大活躍したいとおもいます。