2024年4月1日月曜日

Vol.289「フラットな心で弾き語りワンマン2024年始業へ」の巻

  雨風激しい春の嵐を抜けて東京、ようやくきました春。桜も咲き始めるこの頃、コロナも落ち着いたので凄そうですね花見のやんややんや。あたしゃ花見してる場合でないので通り過ぎがてらに愛でることになりそうです、いかがおすごしか。
 そうなんです、4月12日弾き語りワンマンへの逆算が始まっており、そこに向かって新たな曲も作っているところであります。本日も一人スタジオ6時間半でえんやこらせっせ、リラックスリラックスと言い聞かせ、できるできると自己暗示、あぁでないこうでないと歌って書いて離れて眺めてえいえいおう、面白いですね。やってきたことなんかが何にも通用しないんですから、なんかある、遠くの方にあるものに一個一個近づいていく感じ、曲作り、何遍やってもいつも初めてというのがコレ、飽き性の僕がこんなに長いことやり続けられてる秘訣なんでしょうね。あまりにもできないと嫌になったりもしますが、できると何より嬉しいのでもう少しでの完成に向けてえいえいおうです。

 ともあれ3月、振り返ってみると濃い濃い一ヶ月でありました。
 自分が50歳というのも信じられませんが、50を超えた共演者の方々への見方が少し変わってきたように思います。
 というのも、何と言いますか「よくぞここまでお互いにやり通してきましたね」と、そんな気持ちが芽生えてきまして、同志のような感覚になったりもします。好きなこととは言え、だからこその逆風も感じて来ただろうロックンロールは転がり続けてその個性が浮き彫りになり、それぞれがそれぞれで面白く、自分から見て「変わってるなぁ」と「自分とは全然違うなぁ」とも思えるからして馴れ合いにもならず、お互いによる化学反応を楽しめることが増えてきたように思う3月でありました。
 自分も見る人からみたら「変わってるなぁ」と思われるのかもしれませんが、こうした共演の人達と会うと「自分はなんて普通なんだろう」「でも普通でいいのだ」と思え。みんな自分の普通をやってるだけですから、僕は僕の普通をやればいいのであって、、と書いていてなんのこっちゃともなりますが書き進めてみますと、昔はどうにか存在を知ってもらうべく爪痕を残したがり、音楽以外のところでも力が入っていたように思います。
 カッコをつけてハッタリをかまし身の丈知らずの部分なことが多く、一回一回ぶつかって身の丈を知っていく過程を思えば、随分と恥ずかしいこともやってきたなぁと感じます。もちの論介(と書いてみて消そうと思ったのですが、この論介という名前の間違いをよくされますが、ロンスケと打たないと出てこない漢字を間違えて使ってるということは僕の事をロンスケと認識しているのでしょうか? そんな名前の人がいるだろうかと疑ったりはしないものなのか、いるわけないじゃないか、論介なんて名前の人なんてと一応調べてみたところ、いました、ビックリなことに韓国の歴史的英雄で、しかもロンカイと読む女性だそうです。長くなってしまいました戻ります)今もまだまだ緊張はするし、力も入りますが目指すところとしてはリラックス、楽しむこと、自分の存在よりも気持ちいい音楽、歌、音をより前に伝えること、当たり前のことですが、それができたらと。

 よく考えたら「普通」って何?って話ですが、心をフラットに保つというような気がします。
 ブルース・リー言うところの「考えるな、感じろ」ですかね。こうあらねばならないというよりかは水が流れるように変化を楽しむ、人によっての自分の心の反応を楽しむ。決めつけず受け入れて反応する。
 聴いてくれる人、場所、空間、間、とのセッションが面白いです。バナナのたたき売りみたいに、さぁコレ買って!と一方的に歌を押し付けるのではなく反応しあい、お客さんと変化を楽しむためにも平面だけでなく全方位の真ん中でフラットでいたいなぁと思います。音楽だけに限らず、人との会話でもフラットな自分でいるというのはいつでも大事だなぁと。それができたら人生の達人ですね、歳をいくごとに少しずつでもそんな風になっていくんだと思います。心をフラットに保つためにはリラックスが必要で、リラックスをなるべくできるようにするためには練習準備が必要で、準備する前には逆算が大事で、ということで戻って来まして4月12日吉祥寺 ROCK JOINT GB弾き語りワンマン「始業」新緑芽吹く頃、2024年度の始まりに、入学式のように新たなスタートを予感できるような、気持ちのいい音歌空間のライブにできたらと思いますのでぜひとも体感しに足を運んでもらえたらと、と思いながら今月はこの辺で、ハバナイススプリング、よい春を。

本当に、アニメもコミックも楽しみにしてました。
それこそ個性がバラバラでみんな魅力的で、楽しいしかっこいいし、自由を感じてどうしようもない心を救ってもらってたんだなぁと思います。
ありがとうございました。

あと救われた漫画といえば植田まさしの4コマ漫画ですね
こういう性格に影響をもらってると思います。

下北沢ラプソディーにてポスターを貼ってもらい。

吉祥寺ラプソディーにて貼ってもらい。

延岡の本田家でも貼ってもらい。

新宿ロフトでも貼ってもらい。

すっかりかわっちまったなぁと歩く下北沢一番街にて
20数年前住んでたころからある定食屋
お客自分一人で初めて親父さんと話ができて嬉しかった
こだわりの米、味噌汁美味しかったです。

いつからか乗り物に乗る時は弁当を食べたくなる体質に。
岡山日帰りは行きも帰りも食べて少し胸焼けしましたが、
これは札幌の行き、やはり崎陽軒は美味しっすね。

札幌上空より
かっこいいっすね、芸術や。

一応撮ってみたりして。

削れてるアスファルトさえかっこよくみえる札幌の乾燥した空気が好き。
アメリカみたい。

いざっ2024年始業へ。

諭介がお答え致します

■「香り・匂いって、一瞬にしてその時の情景や記憶につながりますよね。

ライブに行けていない期間も含めこの二十数年毎年、
秋のsweetな金木犀のにおい=金木犀の香りが〜♪と魚の手紙+インスー=ジュテームを想い出すという方程式でしたが、
新たに、
4-STiKSを初体感させてもらった先日LOFT「やなもん生誕祭」の帰り道が沈丁花の香りで満たされていたので、
初春、沈丁花の香り=せつない気持ち=諭介さん(時々やなもん…!?)と加わり、街行く香りの春と秋とで諭介さんに繋がれるようにレベルアップしました〜笑

来月はいよいよGBでの恒例ワンマン❣️
に向けアクセル全開ですね!
諭介さん、胃が痛くなりませんように…お身体もお喉も万全で12日が迎えられますように…
ありのままで諭介さんで大丈夫ですよ〜と心より応援しています♪

そして、街中は桜が散っても当日会場はみんなのよい顔で桜花爛漫になっていることが今から目に浮かび、待ち遠しく楽しみでなりません」
(みなきち 2024/03/07 9:33)
ありがとう〜桜散って新しい緑が芽吹いて一番気持ちいい季節っ
ありのままで〜準備して始業、いい日にするよ、ありがとうっ


■「諭介さんがラジオでスラッシュを「斜め斜め!」って言ってたのをよく覚えています。
当時はウケ狙いでそうやって言ってるんだと思ってたので抗ってただなんてちょっと笑えました。
時代の流れに抗ってアナログなものを選びたくなるのは私もそうだけど、コロナ禍でライブに行けなくなった時も配信で楽しむことができてデジタル万歳!って思っていたのでデジタルに助けられながら気持ちはアナログでってことにしておきます。

春めいてきましたね。花粉症対策のリップクリーム、きっとリップクリームは唇に塗られたいんですけど・・・って思ってると思うので鼻にはそれ用のワセリンを塗ってみてください。ワクワクな春を!」
(夕陽 2024/03/26 23:28)
うん、結果そこに行き着いた、遠回りしたけどワセリンを別に買い鼻に塗るのが正解だったね。斜め斜め、覚えてくれててありがとっ

■「2024年ついに花粉が私にも来ました。花粉症じゃない人だったので悔しいです!でも今のところ鼻にリップクリームは塗っていません!とかなんとか言ってる余裕が花粉症にはありますが、コロナのときは本当に初めてのことで、すごく怖かったです。諭介さんの “面白いことってのは一歩踏み込んだとこにあるんでしょうね。”っていうことなら、私自身は一歩も踏み込めなかったコロナ期でした。それなりにできることを探して楽しめたこともあったけれど、苦手なデジタルに挑戦しつつ、実際のライブも続けてきたこと諭介さんに比べたら全然だった!なので、お爺さんその時が来たらもっと自慢気に話してよいかと思います!(笑) それにしても「コロナのお土産」ってタイトル面白いですね」
(A.T 2024/03/27 16:39)
ケガの功名ということだぁね、一歩も踏み込まないというのも一つの役目になった世の中だったね、お爺さんになって自慢げにデジタルに挑戦したんじゃと言うだろうけど、もうYouTubeあげたりしてないから、今はすっかり忘れてしもうたんじゃってなりそうなこの頃です。やらねばっ

■「チラシの変遷、紆余曲折の記録、面白かったです(^^)
(ipadで作られたんですか?私の周りではcanvaというデザインアプリが流行ってます。)

4月の弾き語りワンマン、楽しみにしてます!
(会場RJGB近くの井の頭公園の桜も楽しみ。)
タイトルの通り、「始業」の季節の景気づけのほど、何卒よろしくお願いいたします。敬具」
(しゃるろっか 2024/03/28 14:33)
そう、景気づけにしてもらいたいね。そうなれるようにずーっと向かってるのでお楽しみにっ。はっはーん、アプリの情報ありがとうっ今度機会があったら使ってみるっ

■「諭介さんのチラシいいですね!そういえば、と思うくらい諭介さんのデジタルに抗う発言が懐かしくなります。ラジオの感想もハガキからメールになる移行期というのも、めちゃくちゃ古い時代の人になった気分です。どうしましょう。
「お爺さんアゲイン」のフレーズには笑いましたが。
コロナ期にはライブ配信が普及して、ライブを聴けることはもちろんとっても嬉しく、行ったことのないライブハウスなどもいくつか知れて行ってみたいライブハウスができて今後実際に行く機会を作るきっかけになりそうで良かったなと思います。ライブ以外でもオンライン普及により遠方の方から興味のある講座をいくつも受講できたり、コロナ期以前の自分と今ではがらりと変わったなぁと諭介さんの「コロナのお土産」という言葉を聞いて私もそうかも。と思いました」
(hitomi 2024/03/28 18:06)
そうよね、何かしらもらってるよね、コロナ前コロナ後。行ったことないライブハウスが知れるってのもあるんだね。ラジオで言ったこと、覚えててくれて嬉しっ、そう、古い人だけど、色んな過渡期の体験者だぁね我々、2024年、ここからどこに行くのか楽しみやね。


2024年3月1日金曜日

Vol.288「コロナのお土産」の巻

  2024年も2月が終わりの日、一年で一番寒い時期っすね。それでも三寒四温を繰り返してゆっくりと春へ。
そんな中、今年も確実に受粉しまして「きたか」とクシュン。今年の花粉対策実験は「ハンドクリーム&リップクリーム、そして「リップクリームを鼻の中にも塗る」です。結果、鼻に入れたものを唇に塗るといった形になりますが、ワラをもつかむ気持ちですので、汚いとかはあまり気にならず、粘膜に花粉がつくのを防御してくれるんでないかという願いが勝ります。たまに花粉症じゃないって人がおりますが、本当に羨ましいですね。花粉舞うこの頃、いかがおすごしか。

 すっかり世の中、コロナ期をぬけましてそれ以前の生活に戻ってきましたけども、2020年から2023年というのは今後もすぐに思い出せる時期になるんでしょうね。そんなコロナ期に自分は何をしていたのか、老後おじいさんになった時に将棋かなんかをさしながら近所の子供等に聞かせるイメージを浮かべながら書きますと、「ワシはデジタル、デジタルへの挑戦をしたんじゃ、そして中止を余儀なくされたライブもいくつかあったけど、変わらずライブハウスにも出続けて弾き語りのワンマンを開催するようになったんじゃ」というとこでしょうか。

 デジタルといってもインスタグラムをはじめたり、ユーチューブの編集やアップを何度かしてみたというだけですが、今までそちら方面ヒト任せ、得意な人にやって貰えばいいでしょ的な生き方をずっとしてきたもので、自分的には大きな挑戦だったわけです。コロナめ、この時期をただでは過ごさない、お土産はもらってくぜといった気持ちでありました。
 結果的に、一個一個わからないことを調べていけば辿り着く、できないことはないと言うことがわかりました。なのでそれ以降はデジタル以外のこと、音楽においても自分で一個一個解決していくことが増えたように思います。また自分ができるようになった事を、誰かが食わず嫌いでめんどくさいと毛嫌いしていたりすると「あぁもったいない、全然簡単なことなのに」と、人には人のタイミングがあるのでうざったいだろうなとおもいつつ、すすめたりもして。内在批判と同じく、どちらが自由かというとやはり、仕組みをわかってるほうがやれることも増えて自由ではあるなぁと思います。

 なんでも自由や面白いことってのは、そのラインの向こう側、一歩踏み込んだとこにあるんでしょうね。
 若い時には「そんなのめんどくせぇ」と突っぱねてた事でも、ぐいぐいぐいと自分を縛り付けて「やってみろやってみろ」とやってみると景色が変わる。20代の頃に仕事先で初めて携帯を持たされた時、涙ぐんだ。自分は元々なぜかデジタル、文明社会、時代の流れに抗う性質のようで、「携帯を持つ=文明社会への敗北」といった感覚があったんだと思います。バンド活動が進むと、ラジオ番組のMCとして起用されるようになり、ちょうどその頃にリスナーからのコメントがハガキから電子メールへ移行されていく時期でメールアドレスというものに初めて出会い、それを読み上げなくてはいけなかったのだけど、その時も何か悔しい気持ちになり、記号の名前を覚える気にならずスラッシュなどは「斜め斜め!」と抗う気持ちで読んでたのを思い出します。

 いまだにガラケーとはいえアイパッドもノートパソコンも持っていて、それを使っての生活にどっぷり慣れていますが、デジタル社会というのは、例えばなくならないと思ってた「ツイッター」がいきなり「X」になったりと、いとも簡単に変わったりひっくり返される心許なさを感じます。
 加えて、イーロン・マスク氏がよかれと思って変更したシステムにより、奇抜な映像や脈絡のない目をひきたいためだけの映像が前よりよく流れるようになったように感じます。さほど興味のなかったものに目を持っていかれて、自分が何をみようとしてたのかを忘れてしまうこともよくあったり、相変わらずの匿名での誹謗中傷、大衆同士での監視、またはそのコメント欄での多数派の意見の確認などを思考停止のままやってる自分。もしも誰かが人々を洗脳誘導しようと思ったら、これは簡単に持ってかれるだろうなぁと思ったり、いいことじゃまったくないなと思いつつ、もっと何かないかとスクロール。結局なんもないままに時間潰し、完全にデジタル社会に飲み込まれとるがなと自分にツッコミつつ、慣らされた頭によく浮かぶのは泉谷しげるさんの「春夏秋冬」の一節。

「隣を横目で覗き 自分の位置を確かめる また一つズルくなった 当分照れ笑いが続く」

 路上で何度も歌い、「恥」ということを教えてもらった一節。この時代になおさら響いてくる。泉谷さんの歌には予言めいたものがあったりと気付かされることがよくある。昔の歌にはたった一節の中に人生において大事な事を教えてくれるものが散りばめられていたんじゃよと、お爺さんアゲイン。

 文明に対して文化のレベルを上げていかないと飲み込まれてしまうべな、と大層な事を考えたりもしつつデジタルとも上手に付き合っていけたらと。改めて自分が感じた事を歌にして、演奏歌を発し、聞いてくれる人がそれぞれに感じてもらうLIVE、生で空気の振動を共有し、それぞれが自分自身を感じ合うLIVEというものが愛しく感じ、それができていることに感謝しつつ、ますますやってやる!となりながら今月はこの辺で。


雪が降った日
BS松竹東急の番組がむしゃらの収録後にそのまま、来季もがんばろう会

その時に話してて発覚
2001年にロッキンオンジャパンフェスで同じステージで共演してたんですね
ライセンスと

インザスープ

ビョーン

また今年もよろしくお願いします。

そう、あたしが今回デジタルの事を書いたのは
このチラシを作ったからであります。
あたくしデジタルチラシ初作成に自分で感動したからであります。
ここに辿り着くまでに紆余曲折がありました。

なんか暗いなぁとなったり

品がないなぁとなったり

結局普通が1番だなぁとなってシンプルイズベスト。

横浜って、やっぱり好きだなぁとパシャ
空気がおいしかったです。

延岡は本田家の壁に貼ってもらいました。
かっこいい壁にあってますね、ありがたや。

この日に向けて一つ一つ。
よろしくお願いします。

諭介がお答え致します

■「私は諭介さんフィルターの、ほんわりあたたかい優しくまっすぐな世界が大好きです。
主張しすぎず、控えめながらも熱く、そっと寄り添ってくれ安心感とあと一歩の前向きな気持ちをいつも届けてくれます。

ミツバチの如し、諭介さんがジャンルを超え歌いその幸せな気持ち(愛)はその歌声を聴いた人の中に宿り、歌以外にも心に少しのゆとり(愛)が芽生え、身近な人にも優しく接せられ、それがどんどん波及し愛が循環してキラキラした世の中がやおら広まってきていると思います♪

p.s ラプソディ長すぎたなどと反省しないで下さい。聴きに来た方みなさん、もっともっと聴いていたかったし、同じ空間に居られることが嬉しかったことは間違いなしです!
いつか、『オーナー中尾のペンション合宿』(オールナイト ライブ+座談会)なんて企画いかがでしょうか?」
(みなきち 2024/02/05 4:55)
→アタシなんか嬉しいやん、じわじわと広がっていくイメージ忘れないでがんばろうって思えるわ、ありがとう、オールナイトっ座談会っ、まずは体力作りだあねっ

■「ペンション中尾、楽しかったです。この先回数を重ねていっていつか本当のペンションで開催できたらいいですね。
慣れない歌に一生懸命向き合う諭介さん、それを温かく見守る会場と配信の観客、会場スタッフの方々・・・愛が溢れた空間でしたね。それを体感できた私も温かい気持ちになりました。素敵な時間をありがとう。
4月の弾き語りも愛で満開の歌花たち、どんな花が楽しみです♪」
(夕陽 2024/02/26 23:47)
→はは〜ん本当のペンションだったらオールナイトありやね、と繋がってアイディアが広がってくね。回を重ねると向き合い方がわかってくるのもおもしろいわ、体感してくれてありがとう、春も咲かせるのでお楽しみにっ

■「ペンション中尾のMCで最近お気に入りと話されていた芸人・永野さん、宮崎出身とは知りませんでした。私が最近「この方、宮崎出身だったんだ!」と知ったのはZAZEN BOYSのギタリスト・カシオメンさんです。
わたくし事ですが、今年は、ペーパードライバー卒業が目標で、「ペーパードライバー教習」というものを受けます。勉強に(?)「中尾ドライビングスクール」の回を読み返してみたら、もう9年前の出来事でした!(2015年のvol.189)
中尾さんは、あれからは順調に運転されてますか?」
(しゃるろっか 2024/02/28 10:57)
→ザゼンのギタリスト、ソウくんよね?カシオメンという名前なのか、宮崎県呑み会みたいなのがあって仲良くなってその後も何度か呑んでるよ、ギブソンJ45を買った帰りにも連絡あって呑んだわ。車はちょこちょこカーシェアで乗ってて、ゴールドカードまでいったのだけど、去年切符きられちまったわ、またゴールド目指しますっ

■「諭介さんのペンションは本当にすごいなぁと思います。オールリクエストなところもそうですが、諭介さんが絶対に歌わなさそうな曲を歌ってくれるところや、これは諭介さんも嬉しいと話していましたが、お客さんのリクエストから知らなかったいい歌に出会えること。諭介さんに合う曲だな~というライブ中の発見もあって面白いです。今まで5回の開催、いつもペンションの予定が決まったら、リクエストの曲を選んでしまうけど、この曲はマスターにどうかな?というアンテナを日々張って、リクエスト曲を溜めておきたいなと思いました(笑)反省と言ってた2時間半もむしろあっという間でした。一生懸命自分と向き合ってくれた自分事の時間はライブでみんなの時間になりますね!春の弾き語りもとても楽しみです」
(A.T 2024/02/28 12:23)
→アンテナを日々はってというのがいい心がけですね、今度またどんな歌が集まってくるのか楽しみです、マスター。ほんとにみんなと共有してる感じがしていい企画やねペンション。弾き語りワンマンもまた挑戦、そこに向かって準備から楽しんでくのでぜひお楽しみにっ。

■「今回のペンションでは3曲くらい初めて聴くお気に入りの歌ができました。マスターのおかげですありがとうございます。諭介さんの書いている「自分事に愛と感謝を…」ってすごく共感するし、ライブで諭介さんの愛(歌)を受けとった人たちがさらに日常でその人の大事な人たちへも愛が伝わっていくような感じになるといいなぁと思いました。これからも歌と旅を通じてたくさん転がりながら伝えていってくださいね」
(hitomi 2024/02/29 20:57)
→内側からじわじわと伝えてくよ、ありがとうっ。お気に入りができたとのこと、ミツバチとして役目を果たせて嬉しいわ、これからもじわじわ〜っと広めていくので、ぜひ受け取ってちょうだいっ。

2024年2月4日日曜日

Vol.287「愛・自分事・ROCK'N'ROLL」の巻

  2024年明けまして、早一ヶ月がすぎましたが今年もよろしくお願いします。

 いい年にしてやろうと大晦日にはカウントダウンをやらせていただき、新年をライブハウス吉祥寺ROCK JOINT GBで迎えましたが、元旦から能登半島地震がおきて一ヶ月、寒さと雪がこれから増していく時期に今も避難されてる方が多くいるとのこと、一刻も早く生活、街が立ち直りますように。
 
 自分はこの一ヶ月、1月31日に行なったリクエストライブの曲を体に入れるためにもらったリクエスト曲を聞いて、曲によってはカラオケにも行って、覚えて、譜面を作って、スタジオ行って、歌って、ギターを練習して、歌ってを主に繰り返してました。下校中の荷物持ちじゃないですけど、次の電信柱までとギターを持って一つ事に向かえるのは幸せな事です。
「ペンション中尾オールリクエストライブ」と題して5回目のシリーズであります。
 コロナ禍にラプソディー秋山さんからの提案で平日にライブをやってほしいとの打診をもらい、リクエストライブを提案していただき始まりました。どうせなら前々からの夢でありました「ペンションのマスター」という夢も叶えさせてもらおうとタイトルを提案させていただいたこのシリーズ、自分の知らなかった曲を知れたり、自分じゃ選ばないだろう歌を歌っていくと愛着が湧いたりして、愛しくなったり、新しく色んなギターのコードを知れたり、はたまた共演してきた人たちの曲は、その人となりを知っているからか、その人の孤独から紡がれた想いに触れてグッときたりと自分にとっては音楽的刺激をもらえるいい機会になっております。
 恥ずかしながら自分は今どんな曲が流行してるのかなどにうとい方であるし、若者流行音楽などが定食屋などで流れると、「最近の若者は大体恋心ばかりを歌っておるな、会いたい会いたいとそんなにわざわざ歌にすることかい、会いたかったら会いにいきなさいよ」と心で呟き、聞く耳持たずの頭カチコチなので、この機会にそういった曲も知れたりして、ちゃんと聞いて自分で歌ってみると、あぁその気持ちわかるわぁとか思って、食わず嫌いだったのが食べてみると美味しかったりして、「素敵やん、キュンとくるやん、いいやんっ」と少し悶えて楽しくなったりして、カツオ、本当に天の邪鬼。一度体に入れると曲のDNAみたいなものがずっと体に残りますから、リクエストをくれたみんなとのDNA交流、それをライブで今度はリクエストをくれた人も、リクエストに間に合わなかったけど観てくれたみんなとDNA共有、自分はミツバチと言えば可愛すぎますが、体に付着した花粉をみんなの心にくっつけてブーンと飛び回る、可愛すぎる例えですが自分を通して歌が広まる感じ、そんな役目も果たせていたら嬉しいです。1時間半くらいを予定していますと言いながら気づけば2時間半やっており、いくらペンションのマスターがロビーで宿泊客に無理やり歌を聞かせているという設定であっても、予告より1時間オーバーは長過ぎたなと反省しております。次回がもしもありましたら反省を踏まえて行ないますので、平日不定期開催、ペンション中尾もよろしくお願いします。
 配信のアーカイブはコチラ→https://t.co/FkmPw5ru56
 2月の14日まで視聴可能ですので、話が長いなって所はすっ飛ばして視聴してもらえたらと、写真のコーナーに曲順を載せておきますので曲順を見ながら楽しんでもらえたらと、BGMにぜひ。

 そして、この日に発表になりました、2024年4月12日金曜日、吉祥寺ROCK JOINT GBにて 弾き語りワンマン「始業2024ー年の花歌芽吹く、此処からー」が決定しました。2024年、今年も挑戦させて頂きます!
 冬を超え春の風に芽吹き出す歌達を咲かせられたらと思いますのでご来場のほど何卒よろしくお願い致します!

 今年も色んな形態で音楽の旅をして生きます。音楽に関して自分は器用か不器用かと言えば不器用な方ではありますが、いただいた縁、歌旅を一つ一つできる限りの熱で向き合い発していきますのでぜひ受け取ってもらえたらと思います。

 今回のペンションでも思いましたが、一生懸命自分事と向き合うってのは愛だなぁと。人を愛するってことに繋がってるんだなぁと。歌を作った人、提案してくれた人、聞いてくれる人、感動する自分にも繋がれるのって愛だなと。
 世界、国内、街、社会、SNS、人人人、そこから感じるものが不安や絶望、窮屈や虚しさばかりで持って行かれないように、真っ暗の闇の中で希望の音が聞こえるように、いっぱいにしたいです、愛で。
 あまり愛って言葉を使ってこなかったけど、年のせいか、時代のせいか、ROCK’N’ROLLって言葉然り、ふと心でつぶやいて燃料にしたくなるこの頃、青空にROCK’N’ROLLを、自分事に感謝と愛を、いっぱいに膨らませて埋め尽くしたいです。少しずつでも内側から広がっていければ。嫉妬、悔しさ、怒り、悲しみ、正義さえ、分断や対立を生んで、人が人を監視し合い足の引っ張り合いをしているような世の中に悲しくなる。ゾンビ同士で自滅するように仕向けられてんじゃないかとさえ思う世の中に、打破できるのは一人一人の「愛・自分事・ROCK’N’ROLL」そのようなものじゃないかしら、それを膨らませて歌旅、転がり埋め尽くしていく所存ですので今年も何卒よろしくお願い致します。

 2024年連載一回目 中尾諭介より


カウントダウンの瞬間

ナスの絵は共演の外丸さんが描いてくれました。
なんかものすごく可愛いですね。地鳴りのような歌を歌う人がこんな可愛い絵を描くギャップ感にグっときます。外丸さんのインスタは大体このナスくんがオニギリに描いてる写真で面白いです。

今年一発目のライブはBOOWYのドラマーである高橋マコトさんの70歳古希記念LIVEにお呼ばれして二曲。聞いてこなかったBOOWYを正月から1人カラオケにて特訓。

マコトさん、ヒデキさん、林さん、モッキーさんと。LOFT枠として出演。
盛り上がりました。

ナスくんピック。

右左同じ。

リクエスト曲でもあった大森洋平曲KISS
本人へ報告と曲に関してのあれこれ聞きにと
能登半島地震被害への支援LIVEで募金をしに。

チバさんに会いに。

朝方の月

1月30日
人生演出家、本田誠人50。

ペンション中尾
曲にまつわるエピソード話。

ご来場で配信でペンション中尾へご来店ありがとうございました。
Photo by Masumi

一部曲順

二部曲順

Sold Out ありがとう。

さぁ、決定しました。
弾き語りワンマン
「始業2024ー年の花歌芽吹く、此処からー」
何卒よろお願い致します。
 


諭介がお答えいたします

■「チバさんのことはこの人かっこいいな!と思うことが私にもありました。そして、今回の諭介さんとのやりとりを読んで、自分の中のチバさんがさらにアップデートされた気分になりました。いろんな人のチバさんのエピソードをSNSなんかで知ることもあって、いつまでも誰かの中で存在が消えないのは苔がつかなかったからなのかなぁと銀色の岩が転がり続けているのを感じます。諭介さんとチバさんにこんなやりとりがあったことも憧れがあったのもちょっと意外な感じがしたけど、聞けてよかったです。自分は自分、諭介さんも諭介さんのかっこよさで歳を重ねていると思います。苔つかずで転がって行くのを追いかけますね!ゆっくりめで(笑)今年もよろしくお願いします」
(A.T 2024/01/26 22:08)
→ありがとう、ゆっくり目っでっこれからもヨロシクっ。チバさんは日本のロックの歴史に確実に刻まれる人よね。ユーモアがあって、はみ出しててどの角度からでもかっこいいね。我が道行ってて、世界とも対峙して日本人としてのロックンロールを背負ってたんじゃないかなと勝手に感じてるわ。

■「今年の冬は暖かいなあと思っていたら急激に本気を出してきましたね。
チバユウスケさんの事はネットニュースで知りました。あまり好んで聞いてきたわけではなかったけど、もちろん楽曲は知っていたので、思わず「えっ!」と声に出して驚いてしまいました。
諭介さんとのエピソードを読んでイメージ通りのロックンロールな人だったんだなあと感じました。最近、50代60代くらいの有名人の訃報や病気の報告をよく聞くので諭介さんのこともとても心配になりました。どうぞご自愛ください。今年もよろしくお願いします」
(夕陽 2024/01/27 23:29)
→うん、ご自愛するぜ、本当にLIVE1回1回が奇跡に感じてくるね年重ねると。ワンマンの時なんて無事にその日を迎えられて、現場に着いただけですごくホッとするもんね、ようしあとはやるだけだって。今年も一つ一つやってくのでよろしくね。

■「弟がチバさん(The Birthday)の大ファンです。いつかライブに行こうと思っていた矢先の訃報に大変ショックを受けておりました。
このコラムを弟に紹介し、いろんな繋がりやエピソードを読み、チバさんへの思いを話してくれました。
ただ、先日の献花会の事を当日まで忘れていたらしく、自分の事を薄情だな、と。でも、私達には日常があるからどんどん薄れていって、悲しんでとどまると苔が付くから、日々ロール
してるってことなのではないでしょうか。
コロナ渦を経て、行かずに後悔するくらいなら、行って後悔した方がマシだ、と思い立ち、昨年はライブにも行けとても良い年でした。今年も良い年にするべく、ロールしていこうと思います」
(うちき 2024/01/30 14:39)
→紹介してくれてありがとう。日常の中で日々ロールしてるって、本当にそうだと思うわ。それでもついてくる悲しみというようなものを振り切るように人は生きてんだろね。ふと立ち止まるとそれに包まれたりして、また振り切ってを繰り返していくんだろうね。そんな時に叫ぶんだろうね、ROK’N’ROLL!

■「2000年から続けてるってすごいですよね。私たちも普段聞けない諭介さんの考えてることや思いを知れて、歌の根源を感じられたり、毎月必ず書いてくれるので楽しみにしています。
ロックンロールの話、音楽だけではなく自分の生活や活動にも通じるなと思いました。私も今年は諭介さんに負けずに、ゆっくりかもしれないけれど苔つかずの日々を過ごしていきたいと思います!」
(hitomi 2024/01/30 15:36)
→いいね!苔つかずって改めて聞くとかっこいいね。日常会話としていきなり出すと、「は?」って思われかねないとこがまたROCK’N’ROLLの醍醐味よね。やってこね、ゆっくりと自分事、苔つかずの日々を!ROCK’NROLL!

■「今日はペンション中尾とても楽しかったです!チバさんの曲も聴けて!中尾さんの歌旅繋がりで東京ですと吉祥寺や下北沢に行く機会が増えました。お気に入りのお店はありますか??」
(しゃるろっか 2024/01/31 22:49)
→ペンションお付き合い頂きありがとう!
吉祥寺は本当にライブハウスに行くぐらいで開拓できてないのよね、ベローチェってコーヒー屋でコーヒー買うくらいやわ。下北沢は「一龍」ってラーメン屋さんね、そこのニンニクそばが好き、もう25年前の下北フロなしアパート時代から行ってるお店で、あってくれてありがたいなぁって思う。「とんすい」って定食屋さんと西口のクレープ屋さんもよく行ってたなぁ、最近行けてないけど今もあるんだろか?