2026年6月1日月曜日

Vol.315「加速する時代にカタツムリを」の巻

  梅雨を追い越して先に真っ盛りな夏が来たように日差しが熱いですな。陽をよけ、日陰を狙って歩いても、すでに日焼けしちゃっておりますが、いかかがおすごしか。しかも六月頭に台風も来るとか。すごいですね。天気も生き急いでるんでしょうか。江ノ島あたりも昔は南の方にしかいなかったアイゴがよく釣れるようになったりと、海の中も変化しているようです。

 昨日ライブを終え、改めて練習って大事だなぁと、成果を実感。こんなに長くやっているのに全然まだまだ伸びしろだらけ、本当にギターと歌に出会えてよかったと思う。やればやるほど返ってくるものがある。やってもやってもまだ行き着きたいところがでてくる。音楽は希望です。そんな探求を今もやれているのは、真摯に歌を受けとめてくれるみんながいてくれるからです。本当にありがとう。これからも一対一で届けられたらと思いますので、受け取ってもらえたらと。何卒よろしくお願いします。

 5月20日は26年前にコロムビアレコードよりデビューさせてもらった日でありました。
 今年のその日に発表となりましたIn the Soupワンマン「ジュテーム2026」、今回は30周年ということで、感謝を込めまして来やすいように日にちを移し開催、場所も広くなり吉祥寺ROCK JOINT GBにて10月4日の開催。お客さんのつぶやきから拝借いたしますが、ジューシー(10月4日)ジュテームとさせていただきます。

 30周年か、信じられない。先に書いたように曲を作りライブで歌うということを30年もやってこれてるなんて。初めてギターを弾いた頃の自分に知らせたい、我が人生音楽の旅だよって。
 つくづく人生ってのはどこでどうなるのか、わからないものだなと思うし、こうなることになっていたようにも思う。結成30周年とのことで、30年前にドラムの吉田くんが僕をバンドに誘ってくれた時のことをよく思い出す。何もわからないままに、でもなにか根拠なく自信だけはあった。それがなぜなんだろうと思う。おめでたく勘違い力が強いのかもしれない。

 路上で歌い続けていたことは今も糧になっているし、大学の卒業論文で「日本におけるフォークソングの受容と変容」と題して、色んな本を読み自分が惹かれている音楽のルーツを辿ったのも、時代や周りに流されずにやってこれた要因な気もする。だからといっていつでも自信満々なわけではなく、大抵ふるえながら前に進んできた。音楽の神様は僕に挑戦するチャンスを与えてくれているようだ。

 音楽をやってきて僕が目指すものは、フラットな心、響き合うこと、ノーガードの精神、見返りを求めないこと、自由etc。音楽をやっていて面白いことの一つは、自分が人とどう反応しあうか。そのためにフラットでいる必要があると思ってます。自分を自分で支配しないこと。ほったらかす、心地よい心持ち。心に風が吹き抜け、丘の上に立っているイメージ。オープンマインドで全てを愛してやろう、面白くしてやろう、きっとできるというポジティブ思考。心がワクワクしてくる。そんなことをこれからもやっていきたい。

 結成30周年を掲げてこのようなことを思うのに加えて、いつか母が教えてくれたガンジーの言葉「いいことはカタツムリのスピードで前に進むんだよ」……カタツムリってのは祈りだとも思うし、歌もまた祈りの要素があると思う。それがなんなのかわからないけど、確かに僕は心の中にカタツムリを飼っている。

 歌を歌っていようがなかろうが、心の中にカタツムリを飼うことは誰にでもできるんじゃないだろうか。つまり「良い事」「良いイメージ」を心に這わしておく事。時代や時の流れとは別に、もちろん全てが良い事だけで形成されてるわけではない心に、たった一匹だけでも闇の中を這うカタツムリ。このAI時代はどんどん加速していく。便利、効率、スピード、手に入れた文明の進化で失くしていく心。これには少し抗わなければ、人間がどんどん馬鹿になっていくような気がする、数学者の岡潔が何年も前から危惧していた状態、人が情緒を失くしていく事。巨人の阿部監督辞任の件でも感じてしまった、短絡的な流れ。そんな時代へ加速をつけて向かっているような気がする。そうならないように、音楽に限らず、芸術事ってのがあるんではないだろか。それなのに国が美術館にお金を出し渋っているというようなニュースを聞くと、国の先行きが不安になる。
 思いやり、察しあう、少ない言葉で感じ合う。心から心。隙間、ゆっくり進むカタツムリ。そんなことが今、大事な気がする。これからも僕は音楽を通じて、心から心へ、ガンジーが言うところの、カタツムリを這わしていきたい。「カタツムリを這わせていきたい」というとこだけをみると、なんかちょっと気持ち悪がられるかな、大丈夫かな、いいイメージで伝わりますようにと思いながら今月はこの辺で。さぁ、濃い濃い6月のはじまりだ、バッチ来い来い、良い初夏を。

加藤卓雄さんのラジオ番組へ。ラプソディー10周年のお祝いで。ぐわんぐわんとイマヤスさんのかき回しにより面白かった思い出。

遠く城ヶ島までのんびりの釣行。結局また何も釣れませんでしたが、旅行気分を味わえた良い日。

バスの中でこのご婦人に席を譲るべく声をかけると、「いや、いいいい次で降りるから、一回座っちゃうと疲れるから」。そこからずっと話止まらず、降りるとこが一緒で降りてからも昔話を聞き、長いこと喋り、いやいや釣りできなくなっちゃうから行くわと別れ際に、これ持っていきなとトマトを2個くれた。口が悪いけど面白いご婦人でありました。トマトうまかった。

遠くにみゆるは富士山。

情緒、ありますよね。

武道館へ。同じ事務所だったフラッドオブサークル 。事務所社長、シゲさんのイズム、DNAも感じて痛快でした。

おばあさんが1人、あんなに低い花壇に腰掛けている。そんな様にも世の中が優しくないなぁと感じる。座るところ、少し休憩できるベンチくらい作りましょうよ。

うまい定食ありがたい

釣り仲間の洋平さんが先生役のバードウォッチングへ。子供達との接し方、話の進め方、教え方に感動。

時代を憂い、危惧していたと言えばこの人、三島由紀夫もそうですね。この東大生対三島1人の対談はヒリヒリしていて、笑いもあり、違う思想のものが議論し合うというのはこういう事かと感動すら覚えました。今のSNS上でみる左派と右派による幼稚な罵り合い、分断と違い、人類の進歩を感じる、この時に今を比べると退化しているようにしか思えない。

骨折した大ちゃんの手伝いへ。ARBのTシャツ着てスタッフワーク。

さぁいよいよ。伝説級の友川かズキさんと6/6新宿ロフトにて

これあたし作りました。不慣れですが作ってる時楽しかったです。

クセになっちまいそうです、吉祥寺にて。

どうしたもんかね、こんな紫陽花が可愛く見えてしまう。花火みたいで可愛らしっ

家で弾く用ギター。弾いていたら連れていってくれいと言ってるように思い、久々人前に出た初めて自分で買ったギター。

こちらも伝説級の皆さんと。

6月は濃い濃いライブが続きます。


諭介がお答え致します

■「緑がキレイで風が爽やかなこの時期が私も好きです
諭介さんが書いているように人には限りがあり、それに対して無力な自分に虚しさや哀しさを感じてしまうけど、音楽やふとした何かに希望を感じて心が救われたような気持ちになります。まだまだ歩いていけるような気持ちにもなります。
諭介さんの音楽にもそれを感じます。きっとそれは「愛」なんですね。これからもキュンやワクワクをもらいに行きますね」
(夕陽 2026/05/27 21:30)
→うん、キュンやワクワクを渡せるように磨いておくよ。ワクワクしてまた頑張れるような、音歌を用意しとくわ。ガソリンスタンドみたいな感じでライブがあれたらと思うわ。自分にとっても。

■「「弾き語りワンマン始業2026」良いな良いなの日、とても良いワンマンでした!諭介さんが新たな場所へと書いていたように、新曲の印象も強く残っています。「終わりのない手紙」はまとめられなかった言葉がまとまらないまま続いていて、本田さんとずっと一緒にいて作った曲みたいだなぁと思いました。「Chu!Lips!」は諭介さんの曲にはなかった感じが、どの曲も愛おしいと言いながらペンションでいろんな曲を歌ってきたことに繋がって、新しさの中に嬉しさも感じました。ニックバッカーズの曲を1人弾き語るギターの進化にも驚き、MCにもときどき狂気を感じる面白さでしたw人生はどうしたって悲しいものっていうのも歳をとればとるほどわかってしまいますが、同時に長く自分の好きなことやものや人には、愛はどんどん増えていくんだと思うと、新しい場所へ行ったり新しい曲を聴いたりして、好きが増えるのは嬉しいことだなと思いますね。諭介さんの音楽旅を楽しみにしています」
(A.T 2026/05/29 16:24)
→ありがとう、いいね、どんどん増えていく感じ、あげてもあげてもなくならないどころか増えていくもの、愛だね。ギターのアレンジ変えて攻めた感じにしたのも気づいてくれてありがとう。

■「今回のエッセイとても読みごたえあり、胸に沁みて、しおりを挿みその時々で見返したくなるところがいっぱいで。操作に疎くてしおりは挿めないので、スクショして大切なところにマーカーのラインを引きアルバムに保存しいつでも携帯で見返せるようにしました。
限りがあるから、美しかったり頑張れたりもすると思いますが、最近の私はなんだか深い寂しさに包まれ拭えず…せっかくのライブもその場にいるのに希望を歌う諭介さんを遠い世界から眺めているような感覚になってしまったり…。
でも、諭介さんがいつも仰っている悲しみの波や段階のお話しに少し救われた気がします。そういう時は無理に抗わずそれはそれと今は置いておき、キュンとしたりワクワクする方へ向かっていきたいと思いました。「無限の愛を与えられる人」そんな風になれたらなと思います。

諭介さんのお話しのおかげで、悲しみの中にも少し希望の灯りが見えた気がします。今回も素敵なお話をありがとうございました✨」
(mina 2026/05/31 5:15)
→わぁ、そんなに大事に読んでくれてありがとう、ぼかぁ残された人達に向かって、独りから独りに届けたいわ。拭えない寂しさに触れられるような音と歌を届けられたらと思うわ。

■「”ありふれた奇跡、愛でれば無限”
素敵なタイトルだなぁと思っていたこのタイトル、改めて読むとなんか不思議で。。でも今回のコラムを読むとなんとなく理解できた気がします。悲しい別れを経験するとすべての人、小さな事柄も奇跡な気がして。そして、すべてが当たり前のことではないのだと実感し感謝の毎日です。
そんな中、諭介の歌を聴きに行けることや諭介さんの歌が好きな人たちに出会える場所に行けることもとても奇跡的で、嬉しくそんな機会をもらっているのだと思うとさらに感謝です。
関東はあっという間に紫陽花の時期ですね。どんどん音楽で無限の愛を広めていってくださいね!」
(hitomi 2026/05/31 17:45)
→ありがとう、やばいのよね紫陽花が今度は可愛く見えはじめて。なんだこのやろかわいいなおいとか思いながら写真撮ったりしてる。最近の紫陽花かわいいのが増えたよね。花火みたいだったり、ボンボンみたいだったり。奇跡を感じながらライブがそういう場所になれていたら嬉しいわ。


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