2024年もいよいよ終わりますね。クリスマスを過ぎてからあっという間に年末感が漂いはじめて、クリスマスの飾りが締め縄になり、どことなく静かに厳かな空気が漂いはじめる。締め縄をみるといつも思い出す、昔、子供時代は大人達が車の前にもつけてましたよね。いつの間にかあまり見なくなりました。大人が誇らしげだったなぁとか、景気が上り調子だったからかなぁとか、遠い記憶の中のそんな風景に心がほんのちょっときゅんとしたりして。2024年もこの場で、ライブ会場で、SNSなどで気にかけてくれてありがとうございました。
来年もまた、曲が繋げてくれる縁のままに色んな場所や人と歌旅していきますので、一緒に景色を楽しんでもらえたらと思います。2025年も何卒よろしくお願い致します。
早々に年末のご挨拶となりましたが、いかがおすごしか。皆さん、何かお気づきでないだろうか、いや、もうSNSで発信してるから大半の方がわかってるかもですが、えぇ、みてくださいよこの連載のVol数を、足音が聞こえてきましたね、そうです300回目前なのであります。思えば遠くへ来たもんだの25年、すごいですね。三日坊主が得意な自分にも継続してきたことのあることが糧になります。これも読んでくれる皆さんのおかげです、読んでくれてありがとう。
2000年のデビュー時に音楽雑誌B-PASSの連載としてこの連載はスタートしました。宣伝担当の中原さんより当時編集長だった田中さんを紹介してもらい、田中さんからこの連載の話をもらいました。自分はエッセイがなんなのかもわからない20代でありましたが、「連載かぁ、なんかかっこいいな」とワクワクもしました。
「最初はネタにも困ることはないだろうけど、やっていくうちにネタに困ると思う、でもやっていくと自分のためにもなると思うよ」的なことを田中さんに言ってもらい、実際に「自分のため」にもなってきたなぁと、今、その言葉がよくわかります。
屋久島に一人で行った時、頭の中でこのことを書こうと、読んでくれるだろう人たちがいると信じて話しかけるように歩いたことを思い出します。今のようにSNSをやっていなかった時ですので、一人旅の支えにもなったりして。同じくアメリカに行ってパトカーに乗せられて逮捕されそうになった時も、いいネタができたと思えました。その時のことが100回記念の時のポスターになったり。月の日常の中で、「今月はこれを書こう」と頭の中で思う癖がつきました。これを書こうと思うものの、書く段になるとそのほとんどを忘れていたり、そんなこと書いてもなとボツにしたりして、ほぼ毎回「何書くベェか」と腕組みから始まります。なんでもいいから書いてみようと書いていくうちに、自分が感じていたことが浮き彫りになって発見があったりと、自分のアンテナ磨きの場所でもあるなぁと。それが曲に繋がったり、やはり自分のためになっていたり、読んでくれる人たちとの約束の場であったり、思っていることをただ伝える回覧板のようでもあり。
それを25年間もやってきたことは、大袈裟ですが人生の財産だなぁとも思います。イベントなどでもベースのKが、2011年の震災後から月一でライブハウス稲毛K’sドリームで13年続けていて。ゆるーいイベントですが、それでもそんなに続けているとKのライフワークになっているんじゃないでしようか。自分にとっても最初、稲毛は場所的に遠いなと思っていましたが、あってよかったなと思える場所になりました。続けてることがあるというのがそれだけで、なにか故郷のような、自分に力をくれるものになるんだなぁと思ったりもして。
B-PASSの誌面からウェブ版になり、レコード会社との契約が切れたあとも、田中さんより「連載は続けないか?」と言ってもらい今にいたります。100回記念の時は阿佐ヶ谷LOFT Aにて「大バカ野郎集会」と題したライブで、公開打ち上げなども企画してもらい敢行。200回目の時はテレビ神奈川本社ビルにて「5時間やるぜ 200回記念、大バカ野郎集会」と題して開催。その記念に連載から派生した曲をアルバムにしてリリースできました。そして今回も田中さんとミーティングをしまして、3月22日に下北沢440にて「大バカ野郎集会Ⅲ」と題しまして開催する事が決定しました。内容など、今から準備していますので、ぜひ300回の記念を一緒に味わってもらえたらとおもいます。
3/22下北沢440何卒よろしくお願いいたします!
https://nakaoyusuke.thebase.in/
改めまして、2024年、今年も気にかけてくれて、本当にありがとうございました。
2025年、来年も何卒よろしくお願い致します。体調に気をつけてよいお年を!
札幌、まだ雪積もってなかった |
梶芽衣子さん、凛として綺麗ですね。 |
リクエストをありがとうございます。ご来場ご予約はまだあと少し承りますっ。色んな曲をぜひ楽しんでくださいませ。 |
ツンタさんもまたイベント継続で頼もし。 |
今年もたくさんのラーメンとカレーと蕎麦に感謝。 |
久々フトシさんと初めましての三輪君と石川さんナイト。 |
クリスマスイブイブ。 |
久々海鮮丼が食したくなり築地へ。値段にびつくりして味覚えてないであります。8,000円とか5,000円とかの中から、1番安いのを頼んで2,600円。先月号札幌の当日ホテル予約が25,000円に続くインバウンドの洗礼。いったいどんなメリットがあるんでしょ? インバウンドって。 |
スージーとのライブ後ベースのキキョウ君と photo by ツチヤカレン |
こちら大晦日より予約開始です。よろしくお願いします! |
諭介がお答え致します
■「谷川さんの訃報、ニュースで知り谷川さんの詩や言葉は教科書に載っていたり図書館で本を手にすることがあったので寂しく感じました。
諭介さんが「死」について向き合い書いた文章、私も子供の頃に悲しい別れをして、虚しさと恐怖と悲しさを抱えてきたので「体は魂の乗り物」という言葉に少し救われた気持ちになりました。
よく「見えなくても心で感じる」とはいうけど、私は鈍感なのか感じられなくて寂しい気持ちを拭えずにきたけれど、音楽や言葉や何気ないことで魂に触れることができる希望が持てました。
でもやっぱり大好きな人にはいなくなって欲しくないですけどね。
では、2024年は素敵な歌をたくさん届けてくれてありがとうございました。
2025年も楽しみにしています。よいお年を~」
(夕陽 2024/12/26 23:36)
→そうなのよね、実際に会える事が一番いいよね。それでもどうしたって会えないとなると、言葉や音楽、写真や絵なんかに宿るその人の魂に触れられる事が慰めではあると思うけど、ちょっと救いになったりもするね。今年も歌を受けとってくれてありがとう。来年も生きて歌ってる予定なのでぜひ受けとってもらえたらと思うわ、よいお年を、ニョロニョロ。
■「こんにちは
11月から年末までずっとお忙しいようですね、でも変わらずパワフルな歌聴かせてもらいありがとうございました。
また来年も楽しみにしています。
良いお年を!」
(はまなす 2024/12/30 11:11)
→ありがとう〜忙しかったね、おかげさまで次から次に山ありで並行してその先の準備もして、行けるとこまで行きますんで、また来年もぜひ受けとってくださいませ、いい年にしたりましょっ、ニョロニョロ。
■「2024年、ありがとうございました!!
来年2025年はいよいよIn the Soupデビュー25周年ですね。
デビュー年がキリよく2000年でいつも数えやすく助かっております(笑)
「センチメンタルのバカ野郎」も祝・300回!100回分=約8年、感慨深いですね。。
ちなみに2025年は「昭和100年」でもあるそうです。
話は変わりますが、
中尾さんは車かバイク、1台だけ所有できるとしたらどんな車種がいいですか?
(*購入費も税金も駐車場問題も、全部無視できるものとする!!)
それでは良いお年をお迎えください。
2025年もよろしくお願いします(^^)」
(しゃるろっか 2024/12/30 13:27)
→昭和100年かぁ、なんかいいね。車はずっとJeep欲しいなぁと見かけるたんびに思うわ、どうにか運転できるうちにJeepが買えるようになりたいですなぁ、ボルボでも可。バイクも買うならアメリカンバイクだろなぁ。ニョロニョロ年、いい年にしてやりましょ。
■「今回の谷川俊太郎さんの話も面白かったです。ジョニー大蔵大臣さんとのライブで、私もインザスープの『農夫の女は詩人の女』みたいだなと思っていました。不思議なタイミングでの交信……本当に何かのメッセージのようだなと思います。人との出会いは不思議で面白い。出会って一回離れてまた関わっていくこともあるのは何かあるんでしょうね。昨夜youtwo..のライブを観ても思いました。2025年も良い出会いがあり、楽しいライブがたくさん見られたらいいなと思います。そして、このコラムの300回記念もとても楽しみです!300回すごい!!諭介さんは明日もまだライブがありますが、今年も歌い続けてくれていた今年の楽しい景色が思い浮かびます!ありがとうございました。来年も応援しています。良いお年を〜♪」
(A.T 2024/12/30 15:29)
→ありがとう、楽しいLIVEをかましまくりたいね、今年は色んな音楽的刺激をもらった年だったから、どうにかそれを咀嚼して血肉にして自分の曲にできたらと思うわ。来年もニョロ、音楽で彩れるよう発信していくので、楽しんでもらえたらと思うわ、ありがとう。
■「今回のコラムで上に書いてくれた11月のライブのラインナップを見て、ほんとにそれぞれに違うライブで!それをこなしてきている諭介さんが凄すぎです。それは札幌の宿の予約も忘れちゃうのはしょうがないですねっ☆
2024年の1年間で諭介さんが一番魂が宿ったと思えるライブや歌はどれでしたか?きっとそれぞれに魂がこもっていたと思いますが…
今回のコラムの谷川俊太郎さんの魂の話を読んでいてちょっと聞いてみたくなりました。
今年も一年歌やギターの音を届けてくれてありがとうございました。よいお年をお迎えください」
(hitomi 2024/12/30 19:21)
→どれも魂は宿ってるけどね、In the SoupでSeedsを出せたのは大きかった。メンバーでアレンジを練ってる時楽しくて、ジュテームでできたのがよかったな。あと今年は自分以外の人とのコラボレイションに魂が震えたりもした。スージーのユメノツヅキ、誠人との星の綺麗な夜の僕の気持ち、桑原裕子さんとの氷点、などなど魂の交流ができたのがよかったニョロ。来年もいい年になりますように、ふぁいっ。
■「おはようございます!
2024年いちばん最後の朝です。今日も晴れ渡っていますね〜☺️
今年は私史上人生で1番、諭介さんの音歌シャワー🚿浴びることの出来た素晴らしい1年でとても幸せでした。本当にありがとうございました、お疲れさまでした🍻
そして、来年のご予定も徐々に解禁となってきておりますね👹🤭
新島サンセットやインザスープ25周年yearなど、今からワクワクします!更なるチャレンジや新しい景色を一緒に見続けさせて下さり嬉しい限りですし、希望を貰えます✨
2025年もお元気で…せいっ🌈」
(みなたん 2024/12/31 8:44)
→そうインザスープ25周年ね、何かと2025も登って超えて、次から次の山々になりそうやわ。希望感じてもらえると自分も頑張れます、ありがとう、来年も何卒ニョロせいっ、シャワー浴びてくださいませ。よいお年を!