雨降る宮崎は延岡の実家より携帯にてポチポチ失礼、秋真っ盛りいかがお過ごしか。
実家で一人、雨の音と時計の音だけが響く部屋。お久しぶり。
先日、下北沢にて10月6日はジュテーム、久々にインザスープ4人でドカン!
この日に向け特訓したり打ち合わせしたりいろいろと企てたり、4人だけでなくスタッフのみんなにもたくさん力をかりて実現できた。ほんでなにより全国よりインザスープを待っていてくれたみんなが足を運んでくれた再会の夜。
当日は非常にそわそわした気持ちを力にかえるべく、朝、近くの公園を何周かゆっくりと小走りし、深呼吸。
忘れもんはないかチェックしていざ下北沢はシェルターへ。
シェルターはインザスープが東京進出するために最初に選んだライブハウス。
昔、ライブハウスは苦手だったが今やもう、匂いやら雰囲気やら、その中にいると落ち着く。
落ち着いてワクワク、さていっちょやったりますかと、全部のみこんでフツフツと湧いてくる。
バンドで特訓は重ねてきたものの、ライブは始まってみなくちゃわからないもんがたくさんあるし、久々の4人だし、ワクワクもあるし、緊張もあるが、弦を張り替えながらその場の匂いや雰囲気やら、いろんな感情やらを全部のみこんでく、すると緊張が何かをやらかせそうな気持ちに変わってますますのワクワクとなる。
リハーサルで音や流れをチェックして、準備をして楽屋で待機。
久々の4人での本番前の楽屋。バカ話をしたり、ちゃかし合ったりしながらみんなで笑ったりしてリラックス。
んが、並行して本番までのカウントダウンをそれぞれでやっていて、チラチラ時計みて、着替えだしたり、髪の毛になんかつけだしたり。本番近くなってくるとみんなで口合わせで全部の最終確認。
それを終えてそれぞれに一息いれてスタッフからの本番の合図を待つ。
じゃあそろそろいきましょうかとスタッフが伝えてくれて4人で集まり、エンジン組んで手を合わせ、せーので合言葉を発して一つになる。
この合言葉、インザスープ結成して初めてのライブ、厚木ファジーからずっと決めてるのがあってみんなで口にする、行くぞ!おー!みたいなノリなんだけど、全然違う言葉、いろんな場所でずっと変わらずやってきた言葉。
3年だか4年だか、間が空いてたけど、当たり前のようにみんなでその合言葉を思い切り発した。というか、間が空いてのライブ、会場の熱気、いろんな感情がそうさせたんだろう、今までで一番ギュッ!として、一瞬でバシっとスイッチが入った合言葉やったとおもう、ビシっときた。
楽屋の照明が消えて、分厚い鉄の扉が開いて、いざステージへ。この分厚い扉の向こうとこっちは全然違う。
全国から集まってくれたみんなでシェルターが一杯になった。声がとんでくる。熱気が押し寄せてくる。血が熱くなる、たぎってくる、それを抑える。全部飲み込む。下の下のほうまで飲み込んでから爆発。
檸檬!
ドドン!
ハチのギターが鳴って、ケーのベースがうねって、吉田くんのドラムが響く。そん中で歌う
みんないい顔してた。メンバーもきてくれたみんなも。自分も嬉しくて、コノヤロー!な気持ちになった。
ライブはあっという間に走り抜けた、ステージで初めておこるハプニングもたくさんあったしマジックもあった。
時間が空いた分のもどかしさもあったし、時間が空いても変わらんもんもあった。やってみないとわからんことがたくさんあった。
ひっくるめて残るのはみんなのあつい熱やらいい顔やら、そんなかに自分がいれることが嬉しくおもった。
(んが、ファックミー、今までで一番あたふたしてしまった瞬間がアリ、どうしてもこりゃリベンジせねばなるまいとおもうこともアリ)
デビューして11年。たかだか10年、自分はなんも変わってないつもりでも、当時中学生で聞いてくれてたボーイ&ガールズが大人になってバリバリ音楽やってるなんて聞いたり、子供をみてもらってきました、なんて聞くと、時はやっぱ経ってるんだなとおもわされたりもしたりして。
昔の自分を思い出すのか、今の自分になぞらえるのか、初めて聞く人もいたりそれぞれ。不思議といえば不思議な、時間が空いた4人の初体験なライブだった。
時を経て、それぞれにインザスープの曲があってみんなで歌った。足を運んでくれたみんな、これなかったみんな、気にかけてくれたみんな。全部感じて、たくさんの力をもらった夜やった。
またいつの日か!やリベンジも含めて!や。
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特訓後のオレタチ |
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リ-ダ-ハチヤケンタロウ ハンサム担当 |
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クレ-ン。 やはりかっこよし。 |
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川と海と山 魚に肉に畑に 食うに困らず 暑い太陽でぼうっ だからか |
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ジュテ-ム終わりで小倉へ従姉妹の結婚式へ、いがった。 小倉は工場多くて超合金を思い出す街。 |
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曲順を練るオレタチ。 |
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実家に咲くピンク ビンク |